あなたは、老後をどのように過ごしたいですか?
老後の過ごし方を考える際、ライフスタイルの構築はとても大きな要素となりますが、
その選択肢の一つが、海外への移住です。
特に、海外での生活は多くの人が憧れを抱くものであり、老後というタイミングでの決断はライフプランニングにおける重要な選択となります。
本記事では、老後やシニア世代にやさしい国を5つ厳選し、それぞれの魅力や特徴をご紹介します。
この記事で分かること
- 老後に海外移住するメリットとデメリット
- 移住先を選ぶときのポイント(知っておくべき知識)
- シニア世代にやさしい、老後の移住先5選

老後のライフプランを、海外移住の視点から一緒に考えてみましょう。
老後の選択肢としての海外移住:メリットと注意点

老後、シニア世代にやさしい国5選をお話しする前に、
まずはなぜ老後に海外移住を検討するのかを考えてみましょう。
当然ですが、生活環境が変われば、良いこともあれば不便なこともあります。
では、なぜ多くの人が老後に海外移住を検討するのでしょうか。

この章では、老後に海外移住することのメリットとデメリットについて整理してみましょう。
海外在住者におすすめのオンライン英会話 サクキミ英語
・海外在住者におすすめのオンライン英会話10選【国外対応で好きな時に】
老後に海外に移住することのメリット
老後に海外に移住することには、さまざまなメリットがあります。

以下に、その中から3つほど挙げてみます。
海外移住の3つのメリット
1. 生活費の削減
多くの国では日本よりも生活費が低く抑えられるため、特に、食費や住居費が安価な国では、経済的な負担を軽減することができます。
2. 健康的なライフスタイル
温暖な気候や豊かな自然環境が整った国では、アウトドア活動やウォーキングなど、健康的なライフスタイルを送りやすくなります。
3. 心理的な満足感
新しい環境での生活は、自身を再発見する機会となり、新たな挑戦や経験を通じて自己成長や精神的な満足感を得やすくなります。
老後に海外に移住するデメリット
反対に、老後に海外に移住することのデメリットは何なのでしょうか。

デメリットとしては、以下の3つなどが挙げられますよ!
海外移住の3つのデメリット
1.言語の壁
海外での日常生活において、現地の言語が話せないとコミュニケーションに支障をきたし、ストレスや不安の原因になることがあります。
2.医療サービスの質
海外では、医療制度が日本と異なり、医療の質が十分でないことがあります。
3.文化の違いと孤独感
文化の違いや家族・友人との距離により、孤独感やストレスを感じ、精神的な負担が増すことがあります。

デメリットをマイナスに感じる必要はありません。
これらの悩みは、スキルや知識を身につけることで解消できることがあります!
渡航前に言語力を身につけよう!
\150言語対応のオンラインレッスンはこちら👇/
移住国を選ぶ際の重要なチェックポイント

次に、移住国を選ぶ際のチェックポイントについてお伝えします。
移住国を選ぶ際には、以下の4つの項目を確認する必要があります。
- 医療・介護体制の充実度
- 生活コスト
- 治安の良さ
- ビザの取得のしやすさ

上記の4つのポイントについて、それぞれ見ていきましょう。
第二の人生をもっと豊かに!
セブ島・マニラ留学は👇
\ 【フィリピン留学ナビ】/
医療・介護体制の充実度
移住先の医療・介護体制が充実しているかは、高齢者や持病を抱えている方にとって重要です。
具体的には、緊急時の対応や日常的なケアの体制、病院や介護サービスの充実度がポイントとなります。
これらが整っていることで、安心して日常生活を送ることができます。
✅チェック項目
1. 医療施設の数と質
病院やクリニックの数、専門医の有無、設備の充実度など。
2. 保険制度
公的医療保険の有無、医療費負担の割合、民間保険の選択肢など。
3. 介護サービス
高齢者や障がい者向けの介護サービスや施設の充実度。
生活コスト
生活コストは、移住後の暮らしの快適さに直結します。
家賃や日常の出費が高ければ、生活の自由度も制限されることになるため、大切なチェック項目になります。
✅チェック項目
1. 住居費
家賃や購入価格、地域ごとの相場など。
2. 食費
食材や外食の価格、地元の市場の利用状況など。
3. 交通費
公共交通機関の料金、交通の便、車の維持費など。
4. その他の生活費
光熱費、通信費、教育費など。
治安の良さ
移住先の治安は、安全で快適な生活を送る上で欠かせない要素です。
国によって犯罪率や夜間の安全性は大きく異なるため、重要なチェック項目となります。
✅チェック項目
1. 犯罪率
地域ごとの犯罪統計や犯罪の種類、発生頻度。
2. 地域の安全性
地元住民の安全意識、治安に関する評判。
ビザの取得のしやすさ
ビザの取得も、移住において避けて通れない大切なポイントです。
申請条件や手続きの難易度は国によって異なるため、事前に把握しておきたいポイントの一つになります。
✅チェック項目
1. ビザの種類
就労ビザ、学生ビザ、永住ビザなど。
2. 申請手続きの難易度
必要書類、審査基準、処理期間など。
3. 更新の条件
ビザの更新や永住権への移行に必要な条件や手続き。
あわせて読みたいコラム
・結局、円安・円高って何?海外旅行で損しないタイミングをやさしく解説
老後の海外移住におすすめの国5選

では、最後に、老後やシニア世代にやさしい移住国を5つ挙げてみたいと思います。

海外移住には、言語や医療などの不安がつきものです。
ぜひ、以下のサイトやコラムもご参照ください。
海外在住者におすすめのオンライン英会話 サクキミ英語
・海外在住者におすすめのオンライン英会話10選【国外対応で好きな時に】
その➀:ニュージーランド
ニュージーランドは、シニア世代にとっても魅力的な移住先の一つです。
以下に、そのおすすめポイントをご紹介します。
1. 豊かな自然環境
ニュージーランドは手つかずの自然が広がる美しい国で、温暖な気候と四季があり、アウトドアを楽しみたい人には適した環境です。特に、国立公園やハイキングコースが豊富で、健康的なライフスタイルを維持するのに理想的です。
2. 医療制度の充実
ニュージーランドは高水準の医療サービスを提供しており、公的医療制度が整っています。住民であれば、必要に応じて無料または低料金で医療を受けられることは、大きな魅力です。
3. 治安の良さ
ニュージーランドは治安が非常に良い国として知られています。犯罪率が低く、平和な生活環境が整っているため、安心して暮らすことができます。
4. ワークライフバランスの良さ
ニュージーランドはワークライフバランスが非常に良い国です。労働時間が短く、プライベートな時間を大切にする文化が根付いています。
ニュージーランドについてのオススメ記事
・在住者が語るニュージーランド移住がオススメな13の理由 - せかいじゅうライフ-海外移住をもっと身近に世界で暮らす情報メディア- (sekai-ju.com)
その➁:台湾
次にご紹介するのは台湾です。
シニアにおすすめの移住先として台湾が挙げられる理由には、以下のような点があります。
1. 日本との文化的親和性
台湾には日本文化が浸透しており、日本語を話せる人も多いため、文化的な親和性があります。日本食や日用品も手に入りやすく、生活に馴染みやすい環境です。
2. 温暖な気候
台湾は比較的温暖な気候で、シニアにとっては過ごしやすい環境です。寒暖差が少なく、冬の厳しい寒さがないことも重要な要素です。
3. 漢字による言語理解のしやすさ
台湾の公用語である中国語には日本語と同じ漢字が多く含まれているため、中国語がわからなくても、漢字を通じてある程度の意味を理解できることがあります。
台湾についてのオススメ記事
台湾移住する方法と必要な準備。1年間の費用公開 (taiwan-kanko.com)
その③:オランダ
3つ目にご紹介するのはオランダです。
日本からのフライト時間は約8時間ですが、オランダが移住先として人気の理由には、以下のような点が挙げられます。
1. 高い生活水準
オランダは生活水準が高く、充実した社会福祉制度が整っています。公共サービスが充実しており、教育、医療、交通インフラが整っているため、快適な生活を送ることができます。
2. 教育と生涯学習の重視
オランダでは教育と生涯学習が重視されており、シニア向けの学びの場も多く存在します。趣味や興味を追求するための講座やワークショップが豊富で、充実した生活を送ることができます。
3. ビザ取得のしやすさ
オランダでは、個人事業主やフリーランス向けのビザを取得しやすく、家族ビザも合わせて取得しやすいため、ビザの取得に関するハードルがそれほど高くないというメリットがあります。
オランダについてのオススメ記事
オランダ移住に必要な費用や条件は?60万でOK?メリットやデメリットは? - QlaDoor<クラドーア>
その④:ハワイ
4つ目にご紹介するのはハワイです。
一般的に観光地として人気のあるハワイですが、移住する外国人も多い国です。
1. 穏やかなライフスタイル
時間がゆったりと流れる穏やかなライフスタイルが特徴です。ストレスが少なく、自然豊かな緑や美しいビーチの景色を毎日楽しむことができます。
2. 自然災害が少ない
ハワイは、比較的自然災害が少ない地域です。特に、大規模な地震や津波のリスクが低いため、安心して暮らしやすい環境と言えます。
3. 多様なアクティビティ
ハワイは、ビーチでのリラックスだけでなく、サーフィンやシュノーケリング、トレッキングなどのアクティブなアクティビティが豊富です。年齢に関わらず楽しめるアクティビティが多く、充実した時間を過ごすことができます。
ハワイについてのオススメ記事
現地ライターが教える!後悔しないためのハワイ移住ガイド | ALOCO(アロコ) (alocohawaii.com)
その⑤:フィリピン
最後にフィリピンをご紹介します。
フィリピンは、日本との時差がわずか1時間と短く、親日国であるため、移住先として魅力的な国です。
1. 手頃な生活費
フィリピンは物価が比較的安く、生活費を抑えられることが大きな魅力です。特に、食費や住居費が低いため、リタイアメントや長期滞在に適しています。
2. 温暖な気候
フィリピンは年中常夏のため、サンダルで過ごすことができます。このような気候は、持ち物が少なくて済むため、余分な費用をかけずに生活できることにもつながります。
3. 英語圏の国
フィリピンはアジアの中でも唯一、公用語が英語の国の一つです。国内どこに行っても英語が通じるため、言語面での心配や苦労が少なくて済むのは大きなメリットです。

筆者はフィリピンへの渡航経験があります。
フィリピンについてのご質問がある方は、下記フォーラムからご質問ください。
フィリピン渡航のことで筆者に聞きたい!👇
お問い合わせ - Little Space
まとめ
今回の記事のまとめです。
老後に海外に移住することには、生活費の削減や健康的なライフスタイルを送れるメリットがあります。
一方で、言語の壁や医療サービスの質、文化の違いから孤独感を感じるデメリットもあります。
移住国を選ぶ際には、医療・介護体制、生活コスト、治安、ビザの取得のしやすさを考慮することが大切です。

