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個人年金保険はどう選べばいい?定額型と変額型の違いと自分に合う選び方

2024年10月30日

Aki|ライフコンサルタント|暮らし・生き方を整える専門家

1993年生まれ。山口県を拠点に活動するライフコンサルタント。 AFP(日本FP協会認定)・2級FP技能士・証券外務員一種を保有。 年金・税金・社会保険・資産形成・住宅ローン・資格取得など、ライフプランを整え、人生の選択肢を増やすためのお金と暮らしの知識を発信。 運営サイト「Little Space」は累計40万PVを突破。検索上位表示記事を多数保有し、保険会社からの記事掲載依頼実績も。 ▶ プロフィールの詳細はこちら

個人年金保険を検討しているものの、「定額型と変額型は何が違うの?」「自分にはどちらが合っているの?」と迷っていませんか?

個人年金保険は、老後の生活資金を準備するための方法の一つですが、定額型と変額型では、運用の仕組みや将来受け取れる年金額の考え方が異なります。

そのため、保険料や返戻率だけで比較するのではなく、どの程度の運用リスクを取れるのか、将来の資金をどのように準備したいのかを踏まえて選ぶことが大切です。

この記事では、個人年金保険の定額型と変額型の違いを整理し、それぞれの特徴や向いているケースを比較します。自分の目的や考え方に合った個人年金保険を選ぶための判断材料として、ぜひ参考にしてください。

この記事で分かること

  1. 個人年金保険の定額型と変額型の違い
  2. 定額型・変額型それぞれのメリット・デメリット
  3. 目的やリスク許容度に合った個人年金保険の選び方
Aki
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個人年金保険を老後資金としてどのように活用できるのか、自分に合った選び方も含めて一緒に学んでいきましょう。

なお、個人年金保険を検討する際は、私的年金だけでなく、まず公的年金をどのくらい受け取れるのかを把握しておくことも大切です。特に、国民年金の未納期間がある場合は、将来の年金額にも影響する可能性があります。

年金の未納が老後の生活にどのような影響を与えるのか、追納や免除制度について詳しく知りたい方は、以下の記事👇も参考にしてください。

個人年金保険とは?老後資金が準備できる仕組みを解説

個人年金保険とは、公的年金だけでは老後の生活費に不安がある場合に、将来必要となる資金を計画的に準備する方法の一つとして活用できる保険です。

保険料を払い込み、契約時に定めた年齢などから年金を受け取ることで、老後の生活資金を準備します。

そして、個人年金保険には、あらかじめ決められた利率などをもとに年金額を準備する「定額型」と、運用実績によって将来受け取れる年金額などが変動する「変額型」があります。

Aki
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個人年金保険の主な目的は、公的年金の補完にあります。まずは、この章で、個人年金保険の基礎情報を見ていきましょう。

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個人年金保険の3つの特徴とは?

個人年金保険は、老後に年金のように定期的な資金を受け取ることを目的とした、積立型の保険です。

主に、老後資金の準備を目的に、年金受給開始年齢(一般的には60歳や65歳)まで保険料を支払い、その後に積み立てた資金を年金として受け取ります。

個人年金保険の3つの特徴

1. 保険料の支払い
契約者は、保険会社に毎月または毎年保険料を支払い、支払い期間は10~20年もしくは年金受給開始年齢までとなります。

2. 積立と運用
支払われた保険料は保険会社によって運用され、老後に向けて積み立てられます。

3. 年金の受け取り
年金受給開始年齢に達すると、積立金を年金として受け取れます。

Aki
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そして、個人年金保険の受け取り方法には、以下3つのタイプがあります。

①終身年金
受取人が亡くなるまで年金が支払われるタイプ

➁有期年金
10年や15年など、一定期間にわたって年金を受け取るタイプ

③確定年金
契約で決めた一定期間(例:10年や20年)にわたって、受取人が生存しているかどうかに関わらず支払われるタイプ

関連記事
個人年金保険の受取方法比較:終身・有期・確定のメリット・デメリット

個人年金保険にはどんなメリット・デメリットがあるの?

個人年金保険のメリットとデメリットを把握しておきましょう。

以下に、それぞれ2つずつ挙げてみます。

個人年金保険のメリット

①老後資金の確保
老後の収入源としての役割が期待できます。

➁税制上の優遇
一定の条件を満たす個人年金保険は「個人年金保険料控除」の対象となり、所得税や住民税の節税効果が期待できます。

個人年金保険のデメリット

①中途解約リスク
保険期間中に解約すると、解約返戻金が支払った保険料よりも少なくなることが多く、損をする可能性があります。

➁インフレリスク
長期間にわたって積立を行いますが、インフレによって将来の受取額の価値が目減りする可能性があります。

Aki
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中途解約のリスクはあるものの、生命保険料控除の対象になるのは大きなメリットです。

関連記事
【初心者向け】生命保険料控除の求め方|新旧制度によって異なる上限額

個人年金保険の2つの運用方法|定額型と変額型の違い

個人年金保険は、運用方法によって定額年金保険と変額年金保険の2つに分類されます。

定額年金保険は、契約時に定められた予定利率などをもとに、将来受け取る年金額があらかじめ決められているタイプです。

一方、変額年金保険は、払い込んだ保険料を株式や債券などで運用し、その運用実績に応じて将来受け取る年金額などが変動するタイプです。

このように、定額年金保険と変額年金保険では、将来の受取額の安定性や運用によるリスクが異なります。

この章では、個人年金保険の2つのタイプである定額年金保険と変額年金保険の違いについて詳しく見ていきましょう。

Aki
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なお、年金制度の「三階建て」の仕組みについて詳しく知りたい方は、以下のコラム👇もご参照ください。

関連記事
第三の年金とは?企業年金の3つの制度(厚生年金基金・DB・DC)

定額型個人年金保険の特徴とは?

定期型個人年金保険は、契約時に定めた予定利率で支払った保険料が運用され、将来受け取る年金額が確定している保険です。

予定利率とは、保険会社が契約者の保険料を運用した際の利率を指し、契約時に明示されます。

この保険の最大の特徴は、受け取る年金額が事前に決まっているため、将来の資金計画を立てやすい点です。

たとえば、子どもの教育資金を20年間にわたって積み立てるといった具体的な計画が立てやすくなります。

さらに、年金受取開始年齢を設定することで、ライフプランに応じた柔軟な資金計画が実現できます。

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ライフプランに合わせた資金計画が立てやすいのが、この保険の特徴です。

変額型個人年金保険の特徴とは?

変額型個人年金保険は、契約者が選んだ投資信託や債券などで運用され、将来受け取る年金額が変動する保険です。

この保険の最大の特徴は、受け取る年金額が運用次第で増減する点です。

資産運用の結果によって、受取年金額が払込保険料総額を上回ることもありますが、逆に市場の影響で受取額が減少するリスクも伴います。

変額型個人年金保険は、資産形成を重視する方に向いており、老後の生活資金や特定の目標(例えば、住宅購入資金や子どもの教育資金)のために資産を増やすことを目指すことが可能です。

Aki
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長期的な資産形成では、NISAを活用する方法もあります。NISAの仕組みや活用方法について詳しく知りたい方は、以下のコラム👇もご参考ください。

個人年金保険はどう選べばいい?自分に合う選び方のポイント

個人年金保険を選ぶ際は、保険料や将来受け取れる年金額だけで判断するのではなく、老後にどの程度の資金を準備したいのか、自分がどこまで運用リスクを受け入れられるのかを考えることが大切です。

特に、定額型と変額型では、運用の仕組みや将来の受取額が変動する可能性などに違いがあります。

そのため、「どちらが有利か」だけで決めるのではなく、自分の老後資金の目的や家計の状況に合ったタイプを選ぶことが重要です。

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この章では、自分に合った個人年金保険を選ぶ際に確認しておきたいポイントを解説します。

個人年金保険を選ぶ際に確認したい4つのポイントとは?

個人年金保険は、基本的な年金に上乗せして資産を積み立てることができる金融商品です。

そのため、選ぶ際には、以下4つのポイントを考慮することが大切です。

  1. 目的を明確にする
    個人年金保険を通じて達成したい目標と、その達成までの期間を明確に設定しましょう。
  2. 保険料の負担を考える
    毎月または毎年の保険料が家計に負担とならないかを確認し、無理なく続けられるプランを選びましょう。
  3. 運用方法を理解する
    定額型と変額型の特徴やリスクを理解し、予定利率や運用実績を比較して、商品を選びましょう。
  4. 保険会社の信頼性をチェックする
    保険会社の特徴や評判を確認し、安心して契約できる会社を選びましょう。

これらのポイントを確認することで、単に「将来いくら受け取れるか」だけではなく、自分の老後資金の準備目的や家計、リスク許容度に合った個人年金保険を選びやすくなります。

資産形成を専門家に相談するメリットとは?

資産形成は、NISAや個人年金保険などさまざまな方法があるため、どの商品や制度を活用すればよいのか迷うこともあります。

そのため、専門家に相談することで、現在の家計状況や将来の目標を整理し、自分に合った資産形成の方法を考えやすくなります。

そして、資産形成について身近に相談できる存在として、ファイナンシャルプランナー(FP)がいます。

FPは、個人のライフプランや家計、資産状況などを踏まえ、将来の目標に向けた資産形成や保険選びについて、さまざまな選択肢を整理するサポートをしてくれる専門家です。

具体的には、個人年金保険だけでなく、NISAや公的年金なども含めて、現在の家計状況や将来のライフプランに合わせた資金準備の方法を考える際に相談できます。

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FP相談のメリットについては、以下の記事👇で詳しく解説しています。あわせてご参考ください。

まとめ|個人年金保険はどう選べばいい?

個人年金保険は、公的年金に上乗せして老後資金を準備する方法の一つです。定額型と変額型では仕組みやリスクが異なるため、自分の目的やリスク許容度に合わせて選ぶことが大切です。

また、保険料の負担や運用方法なども確認し、個人年金保険だけでなく、公的年金やNISAなども含めて老後資金全体を考えることが重要です。

選び方に迷う場合は、FPなどの専門家に相談し、自分の家計や将来のライフプランに合った資産形成の方法を検討してみましょう。

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