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留学保険選びの3つのポイント|海外旅行保険との違いとは?

2024年8月30日

Aki

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留学のための保険は一般的に「海外留学保険」と呼ばれますが、実際には海外旅行保険の一種です。

海外留学保険に加入することで、留学中の病気やケガの治療費、手荷物の盗難や破損などの予期せぬリスクに備えることができます。

また、海外旅行でも保険は重要ですが、留学は長期間にわたるため、必要な補償内容が異なります。

海外生活での不測の事態に備えるため、海外留学保険について一緒に学んでいきましょう。

この記事で分かること

  1. 海外留学保険の基本的な概要
  2. 海外留学保険の重要性
  3. 海外留学保険の加入方法

海外留学保険の基本的特徴

まずは、海外留学保険の基本的な特徴を学んでおきましょう。

なぜ海外留学保険を付ける必要があるのか、その理由を理解することが大切です。

海外留学保険の役割とは?

海外留学保険は、留学中に直面する可能性のある、さまざまなリスクに備えるための保険です。

具体的には、留学先での病気ケガに対する医療費をカバーし、現地での治療費の負担を軽減します。

さらに、手荷物の盗難破損にも対応し、万が一の損失を補償します。

他人に損害を与えたり他人の物を壊した場合の損害賠償責任もカバーしています。

また、一部の保険では、航空機の遅延キャンセルに伴う費用、緊急帰国が必要な場合の費用も補償します。

留学生活におけるリスク

留学生活にはさまざまなリスクが潜んでいます。

ここでは、留学中に起こり得る6つリスクをご紹介します。

病気やケガ
現地で病気やケガにより治療が必要になることがあり、特に医療費が高額な国では経済的な負担が大きくなる可能性があります。

手荷物の盗難や破損
留学中に手荷物の盗難や破損が発生するリスクがあり、特に貴重品や重要な書類が含まれている場合は問題が大きくなることがあります。

損害賠償責任
他人に損害を与えたり、物を壊した場合、損害賠償責任が発生し、経済的負担が大きくなる可能性があります。

航空機の遅延やキャンセル
フライトの遅延やキャンセルにより、旅行計画に支障をきたすことがあり、これに伴う追加費用が発生することもあります。

緊急帰国
家族の急病や緊急事態が発生した場合、緊急帰国に伴う費用や手続きが大変になることがあります。

法的トラブル
現地で法的トラブルや逮捕・拘束が発生した場合、法的支援が必要となることがあります。

海外留学保険に関するコラム
少額短期保険(ミニ保険)で取り扱われている保険の種類とは?

海外旅行保険との違い

海外旅行を経験したことある人であれば、海外旅行保険を活用したご経験があると思います。

海外旅行保険と留学保険は、基本的には海外での治療費や賠償金を補償する点で共通していますが、補償内容にはいくつかの違いがあります。

海外旅行保険は、短期間の旅行や出張など、一時的な海外滞在を対象としています。

一方、留学保険は長期間の滞在を前提にしており、留学中の生活全般にわたるリスクをカバーします。

2つの保険の特徴の違いを、下記の図1にまとめてみます。

海外旅行保険の特徴海外留学保険の特徴
病気やケガの補償 
他人やモノへの賠償責任を補償
・その他の補償(飛行機遅延・弁護士費用など)
・自身の持ち物の携行品損害補償
留学生賠償責任の補償
留学生活用動産損害の補償
留学生継続費用の補償
図1:海外旅行保険と留学保険の特徴比較
Aki
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留学保険は、海外旅行保険に加え、留学特有のリスクに対応する補償が追加された保険です。

リスクヘッジのための保険

海外留学を考える際、特に重要になるのが、病気やケガの治療費をカバーする保険です。

救急車の利用数日間の入院でも、多額の費用がかかることがあるため、しっかりとした補償が必要です。

治療費の補償

医療費は国によって大きく異なります。

たとえば、フィリピンのような開発途上国では医療費が比較的安く、500万円ほどの補償で十分なことが多いです。

しかし、アメリカやヨーロッパでは医療費が非常に高額になるため、1,000万円以上の費用がかかることもあり、無制限補償が推奨されます。

そのため、渡航先の医療事情や医療費の相場をしっかりと把握し、それに応じた保険の補償額を設定することが重要です。

また、医療費が安い地域でも、症状によっては近隣国への緊急移送が必要になる場合があり、その際には高額な移送費が発生することもあります。

Aki
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渡航先の医療状況に合わせて、無制限プラン歯科治療オプションの検討も必要となります。

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留学保険に歯科治療補償は必要?おすすめ留学保険や注意点も解説 | 海外留学・旅行保険比較タイムズ

賠償責任保険の適応範囲

賠償責任保険でカバーされる補償範囲として、以下の5つの実例が考えられます。

スポーツ中の事故
留学中にスポーツをしている際、たとえばサッカーやバスケットボールの試合中に他の学生にケガをさせてしまう場合。

混雑した場所での事故
繁華街やイベント会場などの混雑した場所で、他人と接触し、ケガを負わせてしまう場合。

友人宅での損壊
友人の家で、うっかり大切な物を壊してしまう場合。

学校や宿泊施設での損壊
留学先の学校や宿泊施設で、誤って設備や家具を破損してしまう場合。

寮やアパートでの事故
滞在している寮やアパートで、水漏れや火災を引き起こし、施設や他の入居者に損害を与えてしまう場合。

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留学先の国によって医療事情や保険の必要性が異なるため、各国の特性を把握して適切な保険に加入することが求められます。

保険について相談できるサイト
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留学保険のタイプと選び方

ここからは、留学保険の種類と選び方について見ていきましょう。

留学保険を選ぶ際には、短期留学か長期留学のどちらに対応するかを考慮する必要があります。

短期留学と長期留学の違い

一般的な海外留学では、留学期間が数週間から数か月の短期留学と、数か月から数年の長期留学に分かれます。

短期留学

通常、数週間から数ヶ月の期間で行われ、語学スキルの向上や特定の学問分野の習得、文化体験を目的としています。

たとえば、夏休みや冬休みを利用して1〜3ヶ月の集中講座に参加することが一般的です。

この場合、学費や生活費は比較的抑えられますが、渡航費や滞在費がかかります。

長期留学

半年から数年の期間で行われ、学位取得や専門技術の習得を目的としています。

たとえば、1年間の交換留学プログラムや3〜4年の学位取得を目指す留学が含まれます。

長期留学では、学費や生活費が高額になることが多く、長期間の滞在に伴う費用も増加します。

留学保険を選ぶ時の3つのポイント

留学保険を選ぶ際には、以下の3つのポイントに注意しましょう。

補償内容の充実度
最低限の補償では十分に対応できない場合があるため、補償額が無制限のプランや賠償補償、携行品の補償など、内容を充実させることが重要です。

保険料の相場チェック
予算を超えないように保険料を確認し、十分な補償を確保できる保険を選ぶことが大切です。

キャッシュレス診療対応
キャッシュレス診療対応の保険を選ぶと、提携病院で直接治療費を支払ってもらえるため、支払いの心配が軽減されます。

Aki
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留学保険については、FPなどの保険の専門家に相談するのも良いかもしれませんね。

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オススメの保険会社6選

最後に、留学保険におススメの6つの保険会社をご紹介します。

留学保険を選ぶ際は、インターネットや代理店を通じて契約する方法があります。

各保険会社のプランを比較し、自分の留学の目的に合った補償内容を確認することが大切です。

おすすめな留学保険の比較表

留学保険は、大手保険会社や旅行会社が多く取り扱っています。

各社の保険内容を比較しやすくするために、以下に比較表を記載します。

保険会社名保険期間インターネット申し込み治療費無制限プランの有無
東京海上日動2年以内現在は31日間まで加入可能有り
AIG損保1年以内
延長で2年以降も対応可能
可能有り
三井住友海上2年以内可能(短期)無し(最高1億円)
エイチ・エス損害保険1年以内不可有り
ジェイアイ損害火災5年以内可能(加入期間1年以内)有り
図2:留学保険の比較表
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まとめ

今回の記事のまとめです。

海外留学保険は、留学中の病気やケガにかかる医療費をカバーし、現地での負担を軽減します。

海外旅行保険と共通点はありますが、留学保険は留学特有のリスクにも対応した補償が追加されています。

保険選びでは、補償内容、保険料、キャッシュレス対応などを確認することが大切です。