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オルカン投資とは?国・業種・銘柄の内訳と始め方を初心者向けに2ステップで解説

2025年11月20日

Aki|暮らし・働き方・お金を整えるライフコンサルタント

1993年生まれ、山口市を拠点に活動する金融・暮らしのライフコンサルタント。 AFP(日本FP協会認定)・2級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員一種を保有。 ライフプランニングを軸に、税制・NISA・資産形成など、暮らしに直結する「お金と制度」を専門に発信。 制度の仕組みからお金の不安を整理し、はじめての方でも判断できる形で伝えることを強みとしている。 運営する金融メディアでは検索上位表示記事を多数保有し、累計10万PVを達成。 保険会社からの掲載依頼実績あり。 著書に『行動できる人の思考室』ほか。 記事の監修・執筆・コンサルのご依頼はこちら

オルカンとは、全世界の株式にまとめて分散投資できるインデックス型の投資信託のことです。

これは、「オール・カントリー(All Country)」の略称で、特定の国や企業に偏らず、世界全体の成長を取り込みながら資産形成ができる仕組みになっているためです。

そのため、投資初心者でも始めやすく、長期の積立投資先として選ばれることが多い特徴があります。

この記事では、オルカンの基本的な仕組みや中身(国・業種・銘柄)に加え、なぜ初心者に選ばれやすいのか、始め方のポイントまでわかりやすく解説します。

この記事で分かること

  1. オルカン投資のメリット・デメリット(特徴と注意点)
  2. オルカン投資が初心者の積立投資に選ばれる理由
  3. オルカン投資の始め方と実践のポイント
Aki
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オルカン投資の仕組み活用法を一緒に学んでいきましょう。

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そもそも、オルカンとは?

そもそもオルカンとは、全世界の株式にまとめて分散投資できるインデックス型の投資信託のことです。

つまり、1つの商品で世界中の株式に分散投資できる点が、オルカンの大きな特徴といえます。

Aki
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まず最初に、オルカン投資の主な特徴について見ていきましょう。

なお、これからオルカン投資を始めたいと考えている方は、松井証券の初心者向け口座開設の記事👇も参考にしてみてください。

👉新NISA対応|松井証券の始め方を初心者向けにわかりやすく解説

オルカン(全世界株式インデックス)の特徴

オルカン(全世界株式インデックス)の特徴は、1つの商品で世界中の株式に幅広く分散投資できる点にあります。

これは、先進国から新興国まで幅広い国・地域の株式を対象としており、特定の国や企業に依存せずに投資できる仕組みになっているためです。

具体的には、アメリカや日本、ヨーロッパ諸国などの先進国に加え、中国やインドなどの新興国も含まれており、およそ47か国・約3,000銘柄に分散投資されています。

そのため、特定の国や企業の景気に左右されにくく、世界経済全体の成長を取り込みながら、長期的な資産形成を目指すことができます。

Aki
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オルカンの特徴を簡潔にまとめたものが、以下の図1になります。

項目内容
正式名称eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
投資対象世界中の株式(先進国+新興国)
対象指数MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
運用方法インデックス型(指数連動型)
信託報酬(手数料)年率約0.05775%(※2025年時点)
購入単位100円などの少額から可能(つみたてNISA対応
図1:オルカンの主な特徴

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オルカン投資の4つのメリット

オルカン投資の主なメリットは、1つの商品で世界中に分散投資できることをはじめ、リスクを抑えながら長期的な資産形成を目指せる点にあります。

これは、特定の国や企業に資産が偏ることなく、世界中の株式市場全体に投資する仕組みになっているため、値動きのリスクを分散できるからです。

オルカン投資の4つのメリット

1. 全世界分散投資
・先進国と新興国を含む約47か国、約3,000銘柄に投資できる。

2. 低コスト
・信託報酬が年率約0.05775%と業界最安水準。

3. つみたてNISA対応
・少額から積立が可能で初心者でも始めやすい。

4. 自動再投資
・運用中の利益が自動で再投資され、複利効果を得やすい。

なお、NISA制度は日本在住者が対象ですが、外国籍の方でも一定の条件を満たせば利用できる場合があります。

家族や配偶者が外国籍の方や、日本で働く外国人の方は、あらかじめ利用条件を確認しておくことが大切です。

👉外国人でもNISAは利用できる?対象条件や注意点をわかりやすく解説

オルカン投資のデメリット

オルカン投資のデメリットは、世界分散型でありながらも米国株の比率が高く、米国市場の影響を受けやすい点にあります。

これは、オルカンの構成比のうち約6割が米国株で占められており、実質的には米国市場の動向が全体の値動きに大きく影響する仕組みになっているためです。

そのため、世界全体に分散しているとはいえ、米国経済が大きく下落した場合には、オルカン全体の基準価額にも影響が及ぶ可能性があります。

オルカン投資の4つのデメリット

1. 元本保証なし
・株式市場の値動きで短期的に評価額が下がることがある。

2. 米国依存
・投資対象の約6割が米国株で、米国市場の影響を受けやすい。

3. 分配金なし
・利益は自動で再投資されるため、短期の現金収入は得られない。

4. 短期運用には不向き
・短期の利益を狙うより、長期・積立向き。

オルカンは長期的な資産形成に適した投資信託ですが、投資目的やライフプランによっては、他の運用方法のほうが適している場合もあります。

自分に合った投資方法を判断するのが難しいと感じた場合は、FPなどの資産運用の専門家に相談してみるのも一つの選択肢です。

👉FP相談の料金はいくら?費用相場や相談内容、無料相談の注意点をわかりやすく解説

オルカンの内訳銘柄って?(国・業種・銘柄)

オルカンの内訳は、アメリカを中心とした先進国株式を軸に、世界中の国・業種・企業に幅広く分散された構成になっています。

これは、特定の国や業種に偏らず、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動する形で、世界の株式市場全体を網羅するように設計されているためです。

Aki
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ここからは、オルカン投資に含まれる具体的な種類について見ていきましょう。

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国・地域別の構成比

オルカンの国・地域別の構成比は、アメリカが最も高い割合を占めており、次いで日本やイギリスなどの先進国が続く構成になっています。

これは、世界の株式市場において米国市場の規模が最も大きく、時価総額ベースで構成比が決まるインデックスの仕組み上、自然とアメリカの比率が高くなるためです。

Aki
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以下の図2で、国・地域別の組み入れ比率を確認してみましょう。

順位国・地域組入比率
1アメリカ63.4%
2日本4.8%
3イギリス3.4%
4カナダ2.7%
5フランス2.6%
6スイス2.2%
7ドイツ2.2%
8ケイマン諸島2.0%
9インド1.9%
10台湾1.7%
図2:オルカンの国別組入上位10ヵ国・地域(比率)
参照資料:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

組み入れ業種割合

オルカンの組み入れ業種は、情報技術を中心に金融やヘルスケアなど、世界の主要な成長産業に幅広く分散されている点が特徴です。

これは、特定の業種に偏らず、世界の株式市場全体の時価総額に連動する形で構成されているため、成長性の高い産業も含めてバランスよく組み入れられる仕組みになっているためです。

Aki
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オルカンの投資先で、比重が大きい業種図3で確認してみましょう。

順位業種比率
1情報技術23.1%
2金融17.7%
3一般消費財・サービス10.5%
4資本財・サービス10.4%
5ヘルスケア10.1%
6コミュニケーション・サービス8.0%
7生活必需品6.1%
8エネルギー4.1%
9素材3.6%
10公益事業2.6%
図3:オルカンの組入上位10業種とその比率
参照資料:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

主要投資銘柄

オルカンの主要投資銘柄は、AppleMicrosoftNVIDIAなどの世界的な大手テクノロジー企業が中心となっています。

これは、オルカンが世界の株式市場全体に時価総額加重で投資する仕組みになっており、規模の大きい企業ほど組み入れ比率が高くなるためです。

Aki
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図4は、組入比率の高い上位10銘柄をまとめたものですよ。

順位銘柄国・地域業種比率
1APPLE INCアメリカ情報技術4.2%
2NVIDIA CORPアメリカ情報技術3.5%
3MICROSOFT CORPアメリカ情報技術3.5%
4AMAZON.COM INCアメリカ一般消費財・サービス2.4%
5META PLATFORMS INC-CLASS Aアメリカコミュニケーション・サービス1.6%
6ALPHABET INC-CL Aアメリカコミュニケーション・サービス1.4%
7TESLA INCアメリカ一般消費財・サービス1.0%
8BROADCOM INCアメリカ情報技術1.0%
9TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC台湾情報技術0.9%
10BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL Bアメリカ金融0.9%
図4:オルカンが投資している主要10銘柄とそれぞれの組入比率
参照資料:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

S&P500って何のこと?

S&P500とは、アメリカの代表的な約500社で構成された株価指数で、米国株式市場全体の動きを示す代表的な指標です。

これは、個別企業の株価ではなく、アメリカ経済を代表する企業群の値動きをまとめて反映する仕組みになっているため、米国市場全体の動向を把握する目的で広く活用されています。

そのため、S&P500に連動するインデックス投資では、約500社に分散して投資するのと同様の効果が得られ、特定企業の業績に左右されにくいという特徴があります。

また、アメリカ経済は長期的に成長を続けてきた実績があり、その成長を幅広く取り込める点から、多くの投資家に選ばれています。

なお、このように特定の指数に連動して運用する投資方法インデックス投資と呼びます。

インデックス投資の基本やメリットについては、以下の記事👇で詳しく解説しています。

👉インデックス投資の魅力|S&P500・日経平均に連動する投資法入門

オルカン投資の始め方

オルカン投資は、証券口座を開設し、投資信託としてオルカンを選んで積立設定を行うことで、初心者でも簡単に始めることができます。

これは、オルカンが投資信託の一種であり、株式のように個別銘柄を売買するのではなく、証券会社を通じて自動的に積み立て投資ができる仕組みになっているためです。

Aki
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この章では、オルカンの積み立て投資の始め方について見ていきましょう。

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オルカン投資を始めるための2ステップ

オルカン投資は、「証券口座の開設」と「オルカンの購入・積立設定」の2ステップで始めることができます。

そのため、まずは投資を行うための口座を準備し、その後に商品を選んで積立設定を行うという流れになります。

Aki
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オルカンを始めるには、以下2つのステップが原則となりますよ。

1. 証券口座を開設
オルカンの購入は預金口座などでは行えないため、証券口座を開設する必要があります。

銀行や金融機関経由での開設

ネット証券での開設
・SBI証券、楽天証券、マネックス証券など。

2. 投資方法を選ぶ
オルカンは積み立て投資と一括購入の2種類があります。

積み立て投資
・毎月少額から購入でき、株価変動の影響を平準化できる方法。

一括購入
・まとまった資金を一度に投資する方法。

なお、日本に住む外国人でも条件を満たせばNISA口座を利用できる場合があります。

詳しくは在住外国人向けNISA利用条件(外国人優遇制度)の記事👇で解説しています。

👉外国人でもNISAは利用できる?条件や注意点をわかりやすく解説

なぜNISA口座で運用する方がお得なの?

オルカンなどの投資信託は、NISA口座で運用することで利益にかかる税金が非課税になり、その分だけ効率よく資産を増やせる点が大きなメリットです。

これは、通常の課税口座では売却益や分配金に対して約20%の税金が差し引かれるのに対し、NISA口座ではその税金がかからず、運用で得た利益をそのまま再投資や受取に回せる仕組みになっているためです。

そのため、同じ金額・同じ運用成果であっても、NISAを活用するかどうかで最終的な資産額に差が生まれることになります。

また、新NISAでは非課税で運用できる期間が実質的に無期限となっており、少額から長期的に資産形成を行う初心者にも使いやすい制度になっています。

NISA口座の開設方法については、SBI証券での口座開設の記事👇をご参照ください。

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まとめ|オルカンとは世界中に分散投資ができる投資信託

今回の記事のまとめです。

オルカンは、世界中の株式に分散投資できる投資信託です。

分散投資によりリスクを抑えながら、長期的に資産を増やすことが可能です。

また、NISAを利用して積み立て投資を行うことで、より効率的に資産形成を進められます。

補足1
資料に活用している情報は2025年03月31日現在時点のものです。商品に関する情報は必ず最新のものをご確認いただくようにお願いします。

補足2
本コラムは、オルカン投資の特徴を深掘りして解説したものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資を行う際は、必ずご自身でご判断ください。

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