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インデックス投資の魅力|S&P500・日経平均に連動する投資法入門

2024年12月1日

Aki

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そもそもインデックス投資とは?

インデックス投資とは、株式や債券などの市場全体の値動きに連動して運用する投資方法のことです。

個別の銘柄を選んだり、売買のタイミングを見計らったりする必要がなく、市場全体の成長をそのまま取り込めるのが特徴です。

そのため初心者でも始めやすく、低コストで運用できることから、多くの投資家に支持されています。

この記事では、インデックス投資の基本的な仕組みに加え、具体的な始め方注意点について詳しく解説していきます。

この記事で分かること

  1. インデックス投資の基本的な仕組み
  2. インデックス投資の魅力・メリット
  3. インデックス投資の具体的な始め方と注意点
Aki
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この手法にはどんなメリットやデメリットがあるのか、一緒に見ていきましょう。

インデックス投資とは?

投資初心者の方が資産運用を始めると、「インデックス」という言葉をよく耳にしますよね。

この「インデックス」とは、市場全体の成長を反映する投資方法を指し、広範囲な市場に分散して投資することが特徴です。

Aki
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まずは、このインデックス投資の基本的な特徴について一緒に学んでいきましょう。

インデックス投資の基本概念

インデックス投資とは、株式債券などの市場全体や特定の市場セクターを代表するインデックス(指数)を目標にして、投資を行う方法です。

具体的には、S&P 500(アメリカの主要企業500社を対象にしたインデックス)や日経平均(日本の株式市場を代表する225社を対象にしたインデックス)など、特定の指標に連動するように投資信託やETF(上場投資信託)を購入する形です。

図1:インデックス型の投資信託の値動き
引用:七十七銀行『インデックス投資とは?

インデックス投資の主な特徴

インデックス投資の特徴として、主に次の3つが挙げられます。

運用コストが低い
個別銘柄を選ぶアクティブ投資と比べて、運用にかかる手数料を低く抑えられるのが特徴です。

リスク分散ができる
多くの銘柄に分散投資することで、特定の銘柄の値動きによるリスクを軽減できます。

市場平均をめざす
市場全体の動きに連動するため、市場が成長すれば利益を得やすい点がメリットです。

Aki
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なお、不動産に投資するJ-REIT(不動産投資信託)は、投資信託の一種です。

参照コラム
J-REIT戦略!NAV倍率から学ぶ新NISA活用法入門編

アクティブ運用との違い

先ほど、インデックス投資がアクティブ運用よりも運用コストが低いとお伝えしました。

アクティブ運用とは、ファンドマネージャーが市場の動向を分析し、個別銘柄や売買のタイミングを積極的に選んで運用する手法です。

この運用方法の主な目的は、市場平均を上回るリターンを目指すことにあります。

具体的には、ファンドマネージャーが企業の業績や市場のトレンドを分析し、投資対象の銘柄を選定してポートフォリオを構築します。

そのため、アクティブ運用の特徴としては、運用コストが高いことが挙げられます。

また、市場の動きに積極的に対応するため、リスクも高まる場合があります。

Aki
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市場を上回るリターンを目指すため、管理費用や手数料が比較的高くなることを覚えておきましょう。

参照コラム
アクティブ運用の基本戦略|テクニカル×ファンダメンタル分析の実践法

インデックス投資のメリット・デメリット

前章でお伝えしたように、インデックス投資の魅力は、運用コストが安いことと、分散投資によってリスクを軽減できる点にあります。

では、なぜ分散投資によってリスクを軽減できることが投資において有効なのでしょうか。

Aki
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この章では、インデックス投資のメリット・デメリットについて整理していきます。

メリットは効率的かつ安定した資産運用ができること

投資には、価格変動リスク信用リスクなど、さまざまなリスクがつきものです。

そこで、インデックス投資を活用することで、リスクを抑えながら効果的に資産形成を行うことができます。

インデックス投資は、市場全体の値動きに連動する形で、幅広い銘柄に分散して投資できるため、一部の銘柄の値動きによる影響を小さくできます。

たとえば、S&P500やTOPIXなどの株価指数に連動する投資信託を利用すれば、数百社以上の企業に自動的に分散投資できるため、個別銘柄に集中投資するよりもリスクを抑えられます。

また、インデックス投資は運用コストが低いため、コスト面でも有利になり、複利効果を活かして効率的に資産を増やしていくことができます。

Aki
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投資にかける時間や手間を節約できるのも、インデックス投資のメリットです。

デメリットは市場平均を上回るリターンは狙えないこと

一方で、インデックス投資のデメリットについても確認しておきましょう。

インデックス投資は、運用管理費を抑えつつ市場平均に連動したリターンを得られるというメリットがありますが、一方でハイリターンを狙うのは難しいという特徴もあります。

これは、インデックス投資が市場全体のパフォーマンスに連動しているため、アクティブ運用のように市場平均を上回るリターンを目指せないからです。

言い換えれば、特定の銘柄を選ばずに広く分散投資を行うため、高成長が期待できる銘柄に集中投資するチャンスを逃してしまうことにつながっています。

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インデックス投資で資産を増やすためのポイント

そもそも、インデックス投資は長期的な視点で運用することが一般的であり、そのため短期間で大きな利益を狙う投資方法ではありません。

市場全体の成長にゆっくりと乗ることで、時間をかけて資産を増やしていく運用方法です。

Aki
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最後に、インデックス投資で資産を増やすためのポイントを見ていきましょう。

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インデックス投資と新NISA(少額投資非課税制度)について

新NISAを活用したインデックス投資では、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

まず、非課税枠を有効に活用することが大切です。

新NISAの非課税枠内でインデックス投資信託を購入すれば、運用益にかかる税金が免除され、効率よく資産を増やせます。

次に、長期的な視点で運用することが重要です。

インデックス投資は短期的な市場の変動に左右されにくく、時間をかけて複利効果を享受できるため、長期的な資産形成に向いています。

最後に、分散投資を行うことでリスクを抑えられます。

投資信託の種類には、国内外の株式や債券、不動産などさまざまな資産があり、これらに幅広く分散して投資することで、特定の資産に偏ったリスクを軽減できます。

Aki
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新NISAの仕組み始め方については、以下のコラムをご参照ください。

参照コラム
新NISAから始める資産運用!SBI証券での口座開設ステップ解説

まとめ

今回の記事のまとめです。

インデックス投資は、S&P500や日経平均などの代表的な指数に連動した投資方法です。

この投資戦略は、低コストで分散投資を実現できるため、リスクを抑えながら市場全体の成長を享受できます。

ただし、市場全体の動きに連動するため、大きなリターンを狙うのは難しい点に注意が必要です。