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新NISAの仕組みとは?SBI証券での始め方と口座開設ステップをわかりやすく解説

2024年1月25日

Aki

1993年生まれ。メディア運営者兼FPコンサルタント。 ライフプランニングやファイナンシャルプランの情報を発信し、 「お金のある暮らし」と「自分らしい生き方」の両立をテーマに活動。 個人事業主向け相談サイトなど複数のメディアを運営し、 資産形成や働き方に関する実践的な知識をわかりやすく伝えている。 著書『その小屋の中から何が見えるの?』 >>>詳しくはこちら<<<

将来の資産形成を考える上で、新NISA(少額投資非課税制度)は有力な選択肢です。

2024年から始まった新NISAは、投資枠が広がり非課税期間も恒久化されたことで、長期の資産運用がよりしやすくなりました。

本記事では、新NISAの基本的な仕組みから、SBI証券での口座開設方法までを、筆者の実体験を交えてわかりやすくご紹介します。

この記事で分かること

  1. 新NISAの基本的な仕組み
  2. 新NISAを活用するメリット
  3. SBI証券での新NISA口座の開設手順
Aki
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新NISAの特徴や、SBI証券で始める際のポイントについて学んでいきましょう。

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そもそも、NISAって?

そもそもNISA(少額投資非課税制度)とは、上場株式や投資信託などで得た利益が非課税になる、個人投資家向けの税制優遇制度です。

通常、これらの利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用することで、税金を支払うことなく利益を受け取ることができます。

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まず初めに、NISAの基本的な特徴について整理してみましょう。

NISAとは?

NISAとは、株式や投資信託などで得た利益が非課税になる、国が設けた投資制度です。

通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用すればその税金がかからないため、効率的に資産を増やすことができます。

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NISAの主な特徴を、次3つのポイントで見ていきましょう。

1. 通常の投資とのちがい

通常、株式や投資信託で利益が出ると、その利益に約20%の税金がかかります。

たとえば10万円の利益が出た場合、約2万円が税金として差し引かれ、手元に残るのは8万円ほどです。

しかし、NISA口座を使って投資をすれば、この税金が一切かかりません

つまり、10万円の利益をそのまますべて自分の資産として受け取ることができます。

2. どんな人が使えるの?

NISAは、18歳以上のすべての個人が利用できる制度です。

専業主婦や学生、会社員、公務員など、収入の多い・少ないに関係なく誰でも使うことができます。

ただし、NISA口座はひとりにつき1つだけしか持てません。

複数の証券会社や銀行で同時に開設することはできないため、

どの金融機関で口座を作るかを、最初に選ぶ必要があります。

3. 投資できる商品

NISAでは、主に次のような金融商品に投資できます。

投資信託(少額から積み立てができる)

上場株式(企業の株)

ETF(上場投資信託)

NISAでは、これらの投資商品を組み合わせて自分に合ったポートフォリオを作るのが基本です。

複数の資産に分けて投資することで、リスクを抑えながら安定した資産形成を目指すことができます。

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新NISAとは

新NISAとは、2024年から導入された金融庁の新しい非課税投資制度です。

従来のNISAと比べて、年間投資枠の拡大口座開設期間の恒久化といった点が大きな特徴です。

Aki
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下記に、新NISAの特徴をまとめてみます。

新NISA

  • 非課税保有期間の無期限化
  • 口座開設期間の恒久化
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
  • 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間 120万円、成長投資枠:年間 240万円、合計最大年間360万円 まで投資が可能
  • 非課税保有限度額は、全体で 1,800万円。 (成長投資枠は、 1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
  • 新NISAは、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託や上場株式・投資信託等を含む投資対象商品が対象。
  • 成人(18歳以上)が制度を利用可能
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上記の内容を整理すると、次のようになります。

ポイント①非課税保有期間が無期限化
新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠ともに保有期間の上限がなくなり、長期保有が可能となりました。

ポイント➁年間投資額の大幅アップ
新NISAでは、年間投資枠が拡大され、併用することで、年間最大で360万円までの投資が可能となります。

年間投資額内訳

つみたて投資枠 年間120万円まで可能
成長投資枠   年間240万円まで可能

ポイント③口座開設期間の恒久化
NISA口座の投資開始期限が撤廃され、いつでも口座開設できるようになりました。

Aki
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好きなタイミングで始められるというのは、魅力の一つですね。
筆者も毎月約20,000円程度運用しています。

関連コラム
貯金ゼロからの資産形成術|目標金額達成のための5ステップ解説

少額からの資産形成ができる理由とは

資産形成を考えた際、毎月いくらから積み立てればいいの?と思われる方も多いと思います。

実際、資産形成において重要なのは、無理なく続けられる金額で積み立てを始めることです。

Aki
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この章では、新NISAを活用して資産を増やす2つのメリットを見ていきましょう。

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メリット①複利の力で効率的に資産を増やせる

NISAでの投資のメリットは、複利効果によって資産を増やせることです。

投資で得た利益を再び投資に回すことで、元本に利益が積み重なり、より効率的に資産を増やすことができます。

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以下の図1は、元本150万円を単利複利で運用した場合のシミュレーションです。
単利に比べて複利のほうが、より効率的に資産が増えていることがわかります。

運用年数資産総額(単利)資産総額(複利)
1年157,5万円225万円
5年172,5万円191,408万円
10年195万円228,095万円
30年225万円528,316万円
図1:元本150万円の運用シミュレーション(1年後、5年後、10年後、30年後)

メリット②投資初心者でも、貯金感覚で始めやすい

貯金と聞くと、イメージが湧くと同時にお金を動かすことに対するハードルが下がると思います。

筆者の場合、毎月の収支、特に固定費などは算出できるため、それに基づいた費用管理をしています。

具体的には、公共料金、家賃、食費、交通費などで、おおよそ月10万円以内に収めて、残りの資金で資産運用と、毎月をやり過ごすといった具合です。

ライフスタイルは人それぞれによって異なりますよね。

資産運用と聞くと、元手が大きくいるのではないかとのイメージもあるかもしれませんが、実際には少額からでも可能で、毎月1000円からの積み立てが可能です。

Aki
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ただし、貯金と資産運用は異なるため、投資の目標・具体的な方針については以下のコラムをご参照ください。

参照コラム
具体的な投資方針と目標設定|資産形成に欠かせない3つの視点

新NISAを始めるには?

最後に、新NISAの始め方についてお伝えします。

新NISAを始めるには、まず証券会社や銀行で口座を開設する必要があります。

Aki
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SBI証券を使った口座開設の具体的なステップを見ていきますよ。

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新NISAの始め方

先ほどお伝えした通り、新NISAを始めるには、まず証券口座の開設が必要です。

そのためには、銀行窓口ネット証券の2つの主要な手続き方法があります。

銀行窓口から手続きする方法
銀行の窓口では担当者のサポートを受けられますが、来店が必要なため手続きに時間がかかる場合があります。

ネット証券から手続きする方法
証券会社のWEBページから口座開設を申し込めますが、手続きはすべて自分で行う必要があります。

Aki
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それぞれ異なったメリットがありますが、ここでは、ネット証券を利用して新NISA口座を開設する方法をご紹介します。

ネット証券で新NISAを始める

ネット証券で口座開設を行う一番のメリットは、24時間いつでも口座開設の申請が可能な点です。

また、口座開設までの所要時間が最短で、一部の証券会社では3日以内に口座が開設されることもあります。

ただし、デメリットとしては、口座開設までの手続きを自身で行わなければならないという点が挙げられます。

Aki
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以下8つは、ネット証券で口座開設までの基本的なステップです。

  1. NISA口座の開設
  2. 本人確認書類の準備
  3. 口座開設申し込み
  4. NISA枠の選択
  5. 投資先の選択
  6. 投資の開始
  7. 投資の開始
  8. 定期的な確認と管理

もちろん、書類を郵送してもらってからの方法も可能ですが、開設までのスピードを重視すると、オンライン上の手続きが簡潔で迅速です。

Aki
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筆者はSBI証券で口座を開設したので、ここからはSBI証券を例に説明したいと思います。

SBI証券での口座開設手順

SBI証券の口座開設手順は、以下の通りです。

  1. SBI証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設にすすむ」のボタンを押します。
  2. メールアドレスを登録し、認証コードを入力します。
  3. 住所などの情報を入力し、口座開設方法を選択します。口座開設方法は「ネットで口座開設」と「郵送で口座開設」の2つから選択できます。
  4. 本人確認書類を提出します。提出方法は、オンラインで口座開設する場合と、郵送で口座開設する場合で異なります。
  5. 審査に通過すると、口座開設完了通知が届きます。
  6. 初期設定を行い、入金して取引を開始します。

SBI証券の口座開設に必要な書類は、以下の通りです。

  • マイナンバーカードもしくは通知カード
  • 本人確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、住民基本台帳カード、パスポート、住民票の写し、健康保険証、印鑑証明書、在留カード/特別永住者証明書)
Aki
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口座開設にかかる時間は、書類の提出方法や審査状況によって異なりますが、一般的には数日から1週間程度です。
詳しくは、公式サイトもご参照ください。

出典:
新NISAならSBI証券

まとめ

今回の記事のまとめです。

新NISA(少額投資非課税制度)は、金融庁が2024年以降に導入した新しい投資枠制度で、以下の特徴があります。

  1. 非課税保有期間の無期限化
  2. 口座開設期間の恒久化
  3. つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
  4. 年間投資枠の拡大
  5. 非課税保有限度額の設定

新NISAを始めるには、証券口座を開設する必要があります。

銀行窓口は手続きの負担が少ない一方で、ネット証券はよりスピーディーに口座を開設できるのが特徴です。

注意事項

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