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学資保険はいつ入るべき?妊娠中・出生直後の加入時期と契約者の年齢制限を解説

2024年9月25日

Aki|ライフコンサルタント|暮らし・生き方を整える専門家

1993年生まれ。山口市を拠点に活動するライフコンサルタント。 AFP(日本FP協会認定)・2級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員一種を保有。 「暮らし・制度・将来設計をやさしく整理する」をテーマに、年金・社会保険・資産形成・住宅ローン・働き方・資格取得などの情報を発信し、複雑な制度や思考を整理するお手伝いをしている。 運営するライフプランニング専門サイト「Little Space」では、検索上位表示記事を多数保有し、累計40万PVを達成。保険会社からの掲載依頼実績あり。 著書に『行動できる人の思考室』ほか。 記事の監修・執筆・コンサルのご依頼はこちら

子どもの教育資金を準備する方法の一つとして知られている学資保険ですが、「いつ加入するのが良いの?」「妊娠中から申し込めるの?」と悩む方も少なくありません。

学資保険は加入するタイミングによって、払込期間や受け取れる返戻率、将来の教育資金準備に影響する場合があります。

また、契約者の年齢によって加入できる条件が異なる点にも注意が必要です。

この記事では、学資保険の妊娠中・出生直後の違いや早期加入のメリット契約者の年齢制限まで詳しく解説します。

この記事で分かること

  1. 学資保険を妊娠中・出生直後に加入するメリットと注意点
  2. 学資保険の契約者に設定される年齢制限と加入条件
  3. 年齢別に見る学資保険の加入に適したタイミング
Aki
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学資保険は早く入れば良いとは限りません。家庭の状況に合った加入時期を一緒に考えていきましょう。

なお、学資保険だけでなく、住宅購入や老後資金など将来のお金について総合的に考えたい場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談👇することで家庭の状況に合わせたライフプランを整理できます。

学資保険はいつから加入できる?出生前後に加入するメリット

学資保険に加入するタイミングには、主に①出生直後、②出生前(妊娠中)、③出生後しばらく経ってからの3つの選択肢があります。

一般的には、加入時期が早いほど払込期間を長く設定できるため、毎月の保険料負担を抑えやすくなる傾向があります。

ただし、学資保険は早く加入すれば必ず良いというわけではありません。

家庭の収支状況や今後のライフプランによって、適した準備方法は異なります。

そのため、教育資金を準備する際は、将来の家計状況も踏まえながら、自分の家庭に合った加入時期を検討することが大切です。

Aki
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この章では、学資保険に加入する3つのタイミングについて、それぞれの特徴やメリットを解説します。

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学資保険に出生直後から加入するメリット

学資保険に出生直後から加入するメリットには、以下の3点が挙げられます。

学資保険に出生直後から加入するメリット

  1. 保険料負担を抑えやすい
  2. 早い段階から教育資金を計画的に準備できる
  3. 万が一に備える保障を早くから確保できる

学資保険は、契約者である親や子どもの年齢、払込期間などによって保険料が決まります。

一般的に、早い時期に加入することで払込期間を長く設定できるため、月々の保険料負担を抑えやすくなる傾向があります。

また、学資保険は満期時にまとまった教育資金を受け取ることを目的とした保険です。

出生直後から準備を始めることで、大学進学など将来必要になる教育費に向けて、計画的に資金を積み立てることができます。

さらに、契約内容によっては、契約者に万が一のことがあった場合に保険料の払込が免除される保障などを備えられる場合があります。

早い段階から加入することで、将来の教育資金準備と同時にリスクへの備えも整えやすくなります。

Aki
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下記の図1は、契約者が30歳と35歳の場合の月々の保険料を比較したものです。一般的に契約者の年齢が若いほど保険料は低くなる傾向があるため、30歳時点で加入した場合のほうが負担を抑えやすいことが分かります。

契約者年齢契約時の子供の年齢月々の保険料
30歳0歳15,995円
35歳5歳24,365円
図1:契約年齢における月々の保険料比較
出典:
「明治安田生命つみたて学資」シミュレーション

学資保険に出生直後から加入するデメリット

反対に、出生直後から学資保険に加入するデメリットには、以下の2つが挙げられます。

学資保険に出生直後から加入するデメリット

  1. 長期間の保険料支払いが必要になる
  2. 途中解約すると元本割れのリスクがある

出生直後に加入すると、大学進学など将来必要になる教育資金を早くから準備できる一方で、10年以上にわたって保険料を支払い続けることになります。

例えば、子どもの出生直後から18歳満期の学資保険に加入した場合、約18年間にわたって毎月の保険料負担が発生します。

その間には、住宅購入や子どもの成長に伴う生活費の増加など、さまざまなライフイベントが発生する可能性があります。

そのため、加入時点では無理なく支払える保険料でも、将来的に家計状況が変化した際に負担になるケースがあります。

また、学資保険は長期間継続することを前提とした商品であるため、途中で解約すると支払った保険料を下回る解約返戻金になる場合があります。

そのため、加入前には将来的に必要となる教育費の総額を把握し、無理なく継続できる保険料か確認することが大切です。

特に大学進学時にはまとまった費用が必要になるため、必要な資金額を事前に把握しておくことが重要です。

Aki
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大学入学時に必要となる費用については、以下の記事👇で詳しく解説しています。

関連記事
学資保険の保険料相場と学費の実態|幼稚園から大学までの支出ガイド

学資保険は出生前(妊娠中)から加入できる?

一般的に学資保険は、子どもが生まれてから加入するものですが、一部の保険商品では「出生前加入特則」を利用することで、妊娠中でも契約できる場合があります。

ただし、この特則は、以下の2つの条件を満たす場合にのみ適用されるなど、一定の条件があります。

出生前(妊娠中)に加入するための条件

1.母子ともに健康で、妊娠経過に問題がないこと
2.出産予定日から起算した申込期限内であること

出生前(妊娠中)から学資保険へ加入する場合は、母子ともに健康で、妊娠経過に問題がないことが重要です。

妊娠初期から中期にかけては、定期検診で大きな問題がなく正常な妊娠経過であれば、加入を検討しやすい傾向があります。

一方で、切迫流産や切迫早産、妊娠高血圧症候群などの診断を受けている場合は、加入条件に影響する可能性があります。

また、出生前加入には申し込み可能な時期にも制限があります。

一般的には、出産予定日の約140日前(妊娠6か月頃)から加入できる商品がありますが、妊娠後期になるほど申込期限が近づき、出生前加入ができなくなる場合もあります。

そのため、妊娠中から学資保険への加入を検討する場合は、母子の健康状態だけでなく、現在の妊娠週数や申込期限も確認したうえで、余裕を持って手続きを進めることが大切です。

Aki
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ただし、全ての保険会社がこの特則に対応しているわけではなく、加入条件が異なる場合があるため、事前に詳細を確認しておきましょう。

出生前から加入できる保険👇
かんぽ生命の学資保険

学資保険は何歳まで加入できる?子どもと契約者の年齢制限

学資保険に加入できる年齢は、子どもと契約者である親のそれぞれに条件が設定されています。

一般的に、学資保険は子どもの年齢が低いうちに加入するほど、払込期間を長く設定しやすく、毎月の保険料負担を抑えやすい傾向があります。

また、契約者である親の年齢によっても、加入条件や保険料が変わる場合があります。

契約者の年齢が高くなるほど保険料が高く設定されるケースもあるため、子どもの教育資金だけでなく、家計全体とのバランスを考えて加入時期を決める必要があります。

Aki
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この章では、学資保険に加入できる子どもの年齢制限と、契約者である親の年齢制限について、それぞれ詳しく解説します。

学資保険の加入年齢制限|子どもと契約者(親)の条件

学資保険の加入年齢制限は、子どもと契約者(親)のそれぞれに設定されています。

一般的に、子どもの加入年齢は6歳または7歳までとしている商品が多く、出生直後から小学校入学前までに加入するケースが一般的です。

これは、教育資金を準備する期間を長く確保し、毎月の保険料負担を分散しやすくするためです。

ただし、一部の保険商品では7歳以上でも加入できる場合があります。

また、契約者である親にも年齢制限が設定されており、保険会社によって異なりますが、男性の場合は55歳〜60歳女性の場合は60歳〜65歳程度を上限としている商品が一般的です。

契約者の年齢が高くなると、払込期間が短くなることで月々の保険料負担が大きくなる場合があります。

また、加入できる商品が限られる可能性もあるため、学資保険を検討する際は子どもの年齢だけでなく、契約者である親の年齢も確認することが大切です。

参照
株式会社ニッセンライフ【学資保険に加入する際、契約者(主に被保険者の両親)に年齢制限はありますか?

年齢制限を超えた場合の代替手段とは?

学資保険の加入年齢制限を超えてしまった場合でも、教育資金を準備する方法はあります。

その一つが、貯蓄型保険を活用する方法です。

貯蓄型保険とは、保障機能に加えて、将来的に受け取れる資金を準備できる保険商品です。

学資保険のように教育資金専用の商品ではありませんが、契約内容によっては子どもの進学時期に合わせて資金を準備する手段として活用できます。

代表的な貯蓄型保険には、終身保険養老保険などがあります。

例えば、終身保険では一定期間保険料を払い込んだ後に解約返戻金を教育資金として活用する方法があります。

ただし、貯蓄型保険は商品によって返戻率や保障内容が異なり、途中解約すると受け取れる金額が払込保険料を下回る場合があるため、注意が必要です。

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学資保険に加入する最適なタイミングとは?家庭状況別の考え方

学資保険に加入する最適なタイミングは、家庭の収支状況や将来のライフプランによって異なります。

一般的には、子どもの年齢が低いうちに加入することで、教育資金を準備する期間を長く確保でき、毎月の保険料負担を抑えやすい傾向があります。

そのため、出生直後や妊娠中から加入を検討する家庭も多くあります。

一方で、早く加入すれば必ず良いというわけではありません。

出産直後は育児用品の購入や生活環境の変化などで支出が増える時期でもあるため、家計状況によっては加入時期を慎重に判断する必要があります。

例えば、安定した収入があり、将来的な教育費を早くから準備したい家庭では、出生直後や妊娠中からの加入が向いています。

一方で、住宅購入や転職など大きなライフイベントを控えている家庭では、家計の見通しを立てたうえで加入時期を決めることが大切です。

Aki
Aki

この章では、学資保険に加入するタイミングを判断する際のポイントについて、家庭状況別の考え方や確認しておきたい注意点を解説します。

なお、出産後に必要となる具体的な費用や、出産後の家計管理のポイントについては、以下の記事👇で詳しく解説しています。

資保険への加入を検討する前に、あわせて参考にしてみてください。

子どもの年齢別に見る学資保険の4つの加入時期

子どもの成長に応じた学資保険の加入時期は、以下の4パターンに区分することができます。

1.出生直後(0歳
メリット
・保険料が安く、早期から教育資金を準備できる。
・保障が早くから適用され、多様なプランを選択可能。
注意点
・将来の教育資金の見通しを考慮する必要がある。

2. 幼児期(1〜5歳)
メリット
・成長に伴い教育資金の見通しが立てやすい。
・比較的安い保険料で加入しやすい。
注意点
・6歳や7歳で加入上限が迫るため、早めの検討が必要。

3. 就学前(6〜7歳)
メリット
・小学校入学前に計画を立てやすく、早期の資金準備が可能。
注意点
・加入年齢制限があるため、早めの加入検討が推奨される。

4. 小学校入学以降(8歳以上)
メリット
・学校生活に慣れ、具体的な教育費用の見込みが立てやすい。
注意点
・加入年齢制限によって選べるプランが限られるため、事前の確認が必要。

ライフイベントから考える学資保険の加入時期

学資保険の加入時期は、子どもの年齢だけでなく、家庭全体のライフプランを踏まえて判断することが大切です。

例えば、住宅購入を予定している場合は、頭金や諸費用に加え、住宅ローンの返済が始まることで毎月の固定費が増える可能性があります。

また、転職や独立を予定している場合は、一時的に収入が減少したり、収入が不安定になったりすることも考えられます。

このようなライフイベントと学資保険の加入時期が重なると、保険料の支払いが家計の負担となり、途中で見直しや解約を検討せざるを得ないケースもあります。

そのため、教育資金の準備だけでなく、住宅費や生活費、将来予定している支出も含めて家計全体のバランスを確認しておくことが大切です。

学資保険は長期間にわたって保険料を払い続ける商品だからこそ、数年先のライフイベントまで見据え、自分たちの家庭に合ったタイミングで加入を検討しましょう。

Aki
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まとめ|学資保険は家庭に合ったタイミングで加入しよう

学資保険は、妊娠中(出生前加入特則がある商品)や出生直後から加入を検討することで、教育資金を準備する期間を長く確保でき、毎月の保険料負担を抑えやすくなります。

ただし、早く加入することが必ずしも最適とは限りません。

住宅購入や転職などのライフイベントも踏まえ、無理なく保険料を払い続けられるタイミングで加入することが大切です。

また、学資保険には子どもと契約者(親)の双方に加入年齢の条件が設けられています。

加入できる年齢は商品によって異なるため、希望する保険の条件を早めに確認し、自分たちの家庭に合ったタイミングで教育資金の準備を始めましょう。

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