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出産手当金の申請方法|出産前後の流れや退職後の受給条件をQ&A付きで解説

2024年10月12日

Aki|ライフコンサルタント|暮らし・生き方を整える専門家

1993年生まれ。山口県を拠点に活動するライフコンサルタント。 AFP(日本FP協会認定)・2級FP技能士・証券外務員一種を保有。 年金・税金・社会保険・資産形成・住宅ローン・資格取得など、ライフプランを整え、人生の選択肢を増やすためのお金と暮らしの知識を発信。 運営サイト「Little Space」は累計40万PVを突破。検索上位表示記事を多数保有し、保険会社からの記事掲載依頼実績も。 ▶ プロフィールの詳細はこちら

出産手当金の申請は、出産前から準備を進め、出産後に必要書類を提出するのが基本です。

しかし、「申請はいつからできるの?」「必要書類は何?」「退職後でも受給できる?」など、手続きの流れがわからず不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、出産手当金の申請方法出産前・出産後の流れに沿ってわかりやすく解説します。

あわせて、退職後に受給するための条件や申請時の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること

  1. 出産手当金の受給条件(適用条件)
  2. 出産手当金の申請方法と手続きの流れ
  3. 退職後の受給条件や申請時の注意点
Aki
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出産時に活用できる公的制度について、一緒に学んでいきましょう。

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出産手当金とは?制度の概要と支給される目的

出産手当金とは、健康保険の被保険者が出産のために仕事を休み、その間の給与が支給されない場合に、生活を支えるために支給される制度です。

出産前後は働けない期間が生じるため、収入が減少する家庭も少なくありません。

出産手当金は、その間の生活を支援し、安心して出産・育児に専念できるよう設けられています。

この章では、出産手当金の支給対象や受給条件、支給期間など、制度の基本的な仕組みについてわかりやすく解説します。

Aki
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後ほど詳しく解説しますが、出産手当金を求める際には、標準報酬日額についての知識も必要です。

出産手当金の特徴とは?押さえておきたい4つのポイント

出産手当金とは、社会保険に加入している女性が、出産のために仕事を休んだ際に受け取れる公的支援制度です。

出産手当金の主な特徴として、以下の4点が挙げられます。

1. 出産手当金の目的
出産手当金は、出産に伴う収入の減少を補い、出産前後の休業中に経済的な負担を軽減するための支援金です

2. 支給対象者
出産手当金を受け取ることができるのは、社会保険(健康保険)に加入している女性で、被保険者として出産のために一定期間仕事を休むことが条件です。

3. 支給条件
・出産日の前後に連続して仕事を休む必要があります(通常は出産予定日の42日前から出産後56日まで)。
・休業中に給与の支払いがないこと。
・健康保険の被保険者であること。

4. 支給額
出産手当金の支給額は、休業前の給与の約67%標準報酬日額の2/3)です。ただし、支給額には上限が設けられています。

参照
全国健康保険協会出産で会社を休んだとき

出産手当金の適用条件とは?受給できる人や支給期間

出産手当金を受給するには、健康保険に加入していることや、出産のために仕事を休み給与の支払いがないことなど、一定の条件を満たす必要があります。

出産手当金は、すべての人が対象となる制度ではなく、会社員など健康保険の被保険者が出産によって働けない期間の生活を支えるための制度です。

そのため、加入している健康保険や休業状況によって、受給できるかどうかが決まります。

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この章では、出産手当金を受給できる人の条件支給期間について詳しく解説します。

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出産手当金はいつからいつまでもらえる?受給要件と支給期間

出産手当金を受給するには、勤務先の健康保険に加入している被保険者であり、出産のために仕事を休んでいることなど、一定の条件を満たす必要があります。

具体的には、健康保険の被保険者本人であること、出産のために休業していること、その期間に給与の支払いがない、または給与額が出産手当金より少ないことが主な要件です。

一般的に出産手当金の給付は、該当の期間内で給与の支払いを受けなかった日数分のみが対象です。

以下に、出産手当金の受給期間受給要件をまとめます。

受給期間

出産日前の期間
出産日を含む42日前から受給可能です。

出産後の期間
出産日から56日間が対象となります。

受給要件

出産手当金を受給するためには、以下3つの要件を満たす必要があります。

出産手当金の申請を行うこと。
会社を休業していること。
③出産前の一定期間に健康保険に加入していること。

参照
全国健康保険協会出産手当金について

出産手当金の申請方法とは?手続きの流れと必要書類

出産手当金の申請は、勤務先の健康保険へ必要書類を提出し、支給条件を満たしているか確認を受けることで手続きを進めます。

申請には、出産手当金支給申請書の提出が必要です。

申請書には本人が記入する項目だけでなく、勤務先による証明や医師・助産師による証明が必要な場合もあるため、事前に準備しておくことが大切です。

Aki
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この章では、出産手当金を申請する具体的な流れや必要書類申請時に確認しておきたいポイントについて詳しく解説します。

なお、妊娠・出産に関する公的な支援制度には、出産手当金以外にも出産育児一時金などがあります。

受け取れるお金を漏れなく確認したい方は、以下の記事👇も参考にしてください。

申請時に必要な書類

出産手当金の申請に必要な書類は、主に以下の5つです。

出産手当金支給申請書
健康保険組合または社会保険事務所から入手できます。

医師の証明書
出産予定日や実際の出産日を証明する書類です。主に医師が発行する「母子手帳」や「診断書」が該当します。

健康保険証のコピー
申請者の健康保険証のコピーが必要です。

退職証明書(該当する場合)
退職後に申請する場合、退職日を証明するための書類が必要です。

通帳のコピー(受取先口座)
受取先の銀行口座の情報を確認するために必要です。

出産手当金の申請手順|手続きの4ステップ

出産手当金の申請手順は、以下の4ステップで進めます。

1:勤務先へ申請方法や必要書類を確認する
2:出産手当金支給申請書などの必要書類を準備する
3:勤務先を通じて健康保険へ申請する
4:審査後、指定口座へ出産手当金が支給される

出産手当金を受給するためには、まず勤務先や加入している健康保険へ申請方法を確認し、必要な書類を準備する必要があります。

申請に使用する「出産手当金支給申請書」には、本人が記入する項目のほか、勤務先による証明や医師・助産師による証明が必要な場合があります。

そのため、産休に入る前から準備を進めておくと安心です。

必要書類がそろったら、勤務先を経由して健康保険へ申請します。

健康保険による審査が完了すると、指定した口座へ出産手当金が振り込まれます。

なお、申請時期や提出方法は加入している健康保険によって異なる場合があるため、事前に勤務先へ確認しておくことが大切です。

出産手当金を早く受給するためのポイントとは

出産手当金は、産前・産後に分けて申請することができます。

分けて申請することで、産前分を早い段階で手続きでき、結果的に支給も早まります。

一方、まとめて申請すると、産後にしか入手できない書類が必要になるため、支給までに時間がかかることがあります。

また、申請に必要な書類は事前に準備し、勤め先や医療機関にも相談しておくことで、申請処理を早めてもらえる可能性があります。

Aki
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出産手当金の給付は、該当期間内で給与を受け取らなかった日数が対象です。
そのため、産休中に有給を取得した日は対象外となります。

参照
全国健康保険協会出産手当金について

出産手当金に関するよくある質問(Q&A)

出産手当金については、育児休業給付金と混同されることが多く、「どちらを利用できるのかわからない」「自分は対象になるのか知りたい」と感じる方も少なくありません。

また、退職後でも受給できるのか、パートや契約社員でも利用できるのか、いつまでに申請すればよいのかなど、手続きを進める中でさまざまな疑問が出てきます。

この章では、出産手当金に関するよくある質問をQ&A形式で解説し、制度の違いや受給条件、申請時に確認しておきたいポイントをわかりやすく整理します。

Aki
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最後に、出産手当金に関するよくある疑問を確認していきましょう。

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出産手当金と育児休業給付金は何が違う?制度の違いを解説

出産手当金と育児休業給付金はいずれも出産に関連した給付ですが、内容には明確な違いがあります。

育児休業給付金の主な特徴には、以下の3つが挙げられます。

支給額
育児休業開始から最初の180日間は給与の67%、その後は50%が支給されますが、支給額には上限があります。

支給期間
育児休業給付金は最長で1年間支給され、特別な理由がある場合は延長することも可能です。

社会保険料の免除
育児休業中は社会保険料が免除され、経済的な負担が軽減されます。

Aki
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出産手当金は出産に伴う休業を補償する制度で、育児休業給付金は育児のための休業を支援する制度です。

関連記事
出生時育児休業の取得方法とは?産後パパ育休前に準備しておくべきこと

退職後の出産手当金はどうなるの?

原則として、退職者には健康保険などの手当は支給されませんが、出産手当金については特例があります。

退職後も出産手当金を受給するためには、以下の2つの条件を満たす必要があります。

被保険者期間
退職日までに、1年以上の被保険者期間が必要です(健康保険の任意継続期間は除く)。

出産手当金の受給資格
資格喪失時(退職日)の時点で、出産手当金を受給中または受給条件を満たしていること。

Aki
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出産を機に退職する場合、退職前に1年以上健康保険に加入しており、退職時に出産手当金の受給資格を満たしていることが必要です。

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まとめ:出産手当金の申請時期と手続きの流れを確認しよう

出産手当金を申請する場合は、出産前に勤務先へ申請方法や必要書類を確認し、出産後に医師・勤務先の証明を受けた申請書を健康保険へ提出します。

申請後、健康保険で審査が行われ、支給条件を満たしている場合は指定した口座へ出産手当金が振り込まれます。

また、退職後でも、退職日までの加入期間や出産手当金の受給条件を満たしていれば受給できる場合があります。

出産手当金を受け取るためには、出産前から必要な準備を進め、申請時期や条件を確認しておくことが重要です。

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