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インデックス投資とは?株式・債券など5種類と目的別の選び方を解説

2024年12月2日

Aki

1993年生まれ。メディア運営者兼FPコンサルタント。 ライフプランニングやファイナンシャルプランの情報を発信し、 「お金のある暮らし」と「自分らしい生き方」の両立をテーマに活動。 個人事業主向け相談サイトなど複数のメディアを運営し、 資産形成や働き方に関する実践的な知識をわかりやすく伝えている。 著書『その小屋の中から何が見えるの?』 >>>詳しくはこちら<<<

NISAなどで投資信託を始めると、インデックス投資という言葉を耳にすることが多くなりますよね。

実際、インデックス投資は投資初心者でも取り組みやすい方法のひとつですが、

具体的にどんな種類(銘柄)があり、それぞれどんな特徴を持っているのかは、意外とわかりにくいものです。

そこでこの記事では、インデックス投資の代表的な種類(銘柄)その特徴について、わかりやすく解説していきます。

この記事で分かること

  1. インデックス投資を始める前の基礎知識
  2. インデックス投資で投資できる主な対象
  3. インデックス投資の投資戦略
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インデックス投資がどんな目的で行われ、どのような銘柄で構成されているのかを、一緒に見ていきましょう。

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インデックス投資を始める前に確認すべきポイント

どの投資にもリスクが伴いますが、インデックス投資も例外ではありません。

投資を始める前には、予想されるリスクを理解し、適切なリスク管理の方法を考えておくことが大切です。

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まず最初に、インデックス投資を始める前に押さえておきたい基本知識を確認していきましょう。

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そもそも、インデックス投資とは?

インデックス投資は、株価指数に連動する投資信託やETF(上場投資信託)を使い、幅広い市場に分散して投資する方法です。

通常の投資では、株式なら株式だけ、債券なら債券だけと、特定の資産クラスに絞って保有することが一般的です。

しかし、インデックス投資では複数の資産クラスを組み合わせることで、投資全体のリスクを抑え、分散された形で投資できるのが特徴です。

Aki
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ちなみにインデックスとは、株価や債券など金融市場全体の動向を示す指標のことを指しますよ。

参照コラム
インデックス投資の魅力|S&P500・日経平均に連動する投資法入門

分散投資による資産配分とは?

先ほどお伝えしたように、インデックス投資の基本的なリスク管理方法は『分散投資』です。

複数の資産クラス地域に分散することで、特定の市場や資産の変動リスクを軽減できます。

Aki
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複数の資産クラス地域とは、具体的には以下のようなものを指します。

国内株式と海外株式の分散
日本国内の株式だけでなく、米国や欧州など海外の株式市場にも投資することで、地域ごとのリスクを分散します。

資産クラスの分散
株式に加え、債券やREIT(不動産投資信託)など異なる資産クラスにも分散投資することで、リスクを軽減します。

地域の分散
アメリカやヨーロッパ、アジアなど、異なる地域のインデックスに投資することで、地域ごとの経済や市場の変動リスクを抑えられます。

あわせて読みたいコラム
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どんなインデックス投資があるの?代表的な種類と銘柄

繰り返しになりますが、インデックス投資の基本的なリスク管理方法は分散投資です。

そして、インデックス投資にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴投資スタンスがあります。

Aki
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この章では、インデックス投資の具体的な5つの種類について詳しく見ていきましょう。

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1.株式インデックス投資

株式インデックス投資は、株式市場全体を対象にした投資方法です。

株式インデックスの主な種類

米国株式インデックス(例:S&P 500、NASDAQ 100
アメリカの大企業500社を代表するインデックス(S&P 500)や、テクノロジー関連企業に特化したNASDAQ 100があります。

日本株式インデックス(例:日経225、TOPIX
日本の主要企業を対象にした日経225や、東京証券取引所に上場している全銘柄を対象にしたTOPIX(東証株価指数)があります。

新興国株式インデックス(例:MSCIエマージング・マーケット
新興国の株式市場をカバーするインデックスで、例えばブラジルや中国、インドなどの企業が含まれます。

2.債券インデックス投資

債券インデックス投資は、債券市場に分散して投資する方法です。

債券インデックスの主な種類

米国債券インデックス(例:バークレイズ・米国総合債券インデックス
米国の国債や社債、地方債などを対象にしたインデックスです。

グローバル債券インデックス
世界中の債券市場を対象にしたインデックスで、先進国債券や新興国債券が含まれます。

3.不動産(REIT)インデックス投資

REIT(不動産投資信託)インデックス投資は、不動産市場に関連する銘柄に投資する方法です。

不動産(REIT)インデックスの主な種類

米国REITインデックス(例:FTSE NAREIT All REITs Index
米国のREIT市場全体を対象にしたインデックスです。

グローバルREITインデックス
世界中のREITに投資するインデックスで、アメリカ以外にも欧州やアジアのREITが含まれます。

J-REITインデックス
日本のREIT市場を対象にしたインデックスで、日本国内の不動産に投資するものです。日本の不動産市場に特化した投資が可能です。

4.商品(コモディティ)インデックス投資

商品インデックス投資は、金や原油、農産物などの商品の市場に分散して投資する方法です。

商品(コモディティ)インデックスの主な種類

金(ゴールド)インデックス(例:S&P GSCI Gold Index
金を中心に投資するインデックスです。

総合商品インデックス(例:S&P GSCI、Bloomberg Commodity Index
原油や農産物、金属などの複数のコモディティに投資するインデックスです。

5.地域別インデックス投資

地域別インデックス投資は、特定の地域や国の株式市場や債券市場に投資する方法です。

地域別インデックスの主な種類

アメリカ株式インデックス
米国市場の株式に投資するインデックスです(例:S&P 500、Russell 2000)。

欧州株式インデックス
欧州の主要な株式市場(例:Euro Stoxx 50)に投資するインデックスです。

アジア株式インデックス
アジアの主要な市場(例:MSCIアジア太平洋)に投資するインデックスです。

インデックス投資は目的や手法に応じて組み合わせる

前章では、インデックス投資の種類や代表的な銘柄をご紹介しましたが、中には、聞いたことのある種類や銘柄もあったかもしれませんね。

インデックス投資のポイントのひとつは、こうした銘柄を目的や運用スタイルに応じて自由に組み合わせて投資できることです。

Aki
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最後に、インデックス投資の選び方を具体例とあわせて見ていきましょう。

目的別に応じた組み合わせ例5つ

インデックス投資は、投資目的や投資手法に応じて複数のインデックスを組み合わせることができます。

これにより、リスクの分散やリターンの最大化が図れるため、投資家の目標に合わせた柔軟な投資戦略を立てやすくなります。

Aki
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ここでは、投資戦略別に5つの具体例をご紹介します。

①地域分散でリスクを抑える戦略

投資目的
世界経済の成長を取り込みつつ、地域ごとのリスクを分散したい。

組み合わせ例
・世界株式インデックス(米国株、欧州株、アジア株などを含む)
・日本株インデックス(日本国内市場に投資)

メリット
特定地域や国に依存せず、安定したリターンを目指すことができる。

➁安定したリターンを目指す債券中心の戦略

投資目的
穏やかなリスクで安定的なリターンを得たい。

組み合わせ例
・株式インデックス(例えば、S&P 500、日経225など)
・債券インデックス(米国債券、日本国債券、グローバル債券など)

メリット
株式の成長性と債券の安定性を組み合わせることで、リスクを抑えつつ安定的なリターンを目指す。

③成長性を重視した株式集中戦略

投資目的
多少のリスクを伴ってでも、高いリターンを狙いたい。

組み合わせ例
・米国株式インデックス(特に成長株に投資)
・新興国株式インデックス(インド、ブラジル、中国など)

メリット
高成長を期待できる市場に積極的に投資することで、リターンの最大化を目指す。

④インフレ対策に特化した不動産インデックス投資

投資目的
インフレに強い資産を持ちたい。

組み合わせ例
・REITインデックス(米国REIT、グローバルREIT、日本REITなど)

メリット
不動産市場への投資を通じて、インフレ時に強いリターンを狙うことができる。

⑤長期的な資産形成を目的としたバランス戦略

投資目的
定期的な積立投資で長期的に資産を増やしたい。

組み合わせ例
・世界株式インデックス
・債券インデックス(安定した運用が期待できる)

メリット
長期で分散投資を行うことで、資産形成を計画的に進めることができる。

Aki
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上記の組み合わせ例はあくまで一例に過ぎません。
実際の投資の組み合わせは、各投資家のリスク耐性投資期間などに応じて調整することが重要です。

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まとめ

今回の記事のまとめです。

インデックス投資の基本的なリスク管理方法は分散投資であり、投資目的や手法に応じて複数の種類を組み合わせることが可能です。

注意事項
本情報については、情報提供のみを目的として作成されたものであり、著者は利用者に対し、何らかの行動をとることを勧誘するものではありません。