積立NISAは、毎月1万円・3万円・5万円といった積立額の違いによって、将来の資産形成に差が生まれる可能性があります。
そのため、「実際に20年後はいくらになるの?」「自分には毎月いくらの積立が合っている?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
積立投資は、なんとなく始めるよりも、事前にシミュレーションしておくことで、将来のイメージを持ちやすくなります。
この記事では、積立NISAで月1万円・3万円・5万円を20年間積み立てた場合に、将来どれくらいの資産になるのかを、利回り別にシミュレーションしながらわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 積立NISAで月1万円・3万円・5万円を20年間積み立てた場合のシミュレーション
- 利回りによって将来の資産形成にどれくらい差が出るのか
- 自分に合った積立額を決める際の考え方とポイント

積立NISAで資産形成を行う際のポイントについて、一緒に学んでいきましょう。
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積立NISAのシミュレーションとは?まずは仕組みを理解しよう

積立NISAのシミュレーションとは、積立NISAで「毎月いくら積み立てるのか」「何年間続けるのか」「どれくらいの利回りで運用するのか」といった条件をもとに、将来の資産額を試算することです。
積立投資は、短期間では大きな変化を感じにくい一方で、長期で続けることで複利効果が働き、将来的に大きな資産形成につながる可能性があります。
まずはこの章で、積立NISAのシミュレーションの基本的な仕組みや、資産形成を行う上で知っておきたいポイントを解説していきます。

NISAの基本的な仕組みや始め方を知りたい方は、以下の記事👇もあわせて参考にしてみてください。
SBI証券の口座開設ステップについても解説していますよ!
そもそも、積立NISAって?一般NISAの違い
積立NISAとは、国が用意した「長期・積立・分散投資」を支援するための非課税制度です。
投資で得た利益に税金がかからない仕組みで、特に“少額からコツコツ資産形成をしたい人”向けに設計されていました。
一方、一般NISAは、個別株やETFなど幅広い商品に投資できる制度で、自由度の高い運用が特徴です。
この2つには、年間の投資限度額や非課税期間、投資できる商品などに違いがあります。
たとえば、積立NISAは年間40万円まで、一般NISAは年間120万円まで投資可能でした。
なお、現在は制度改正により、新NISAへ一本化されています。
新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」で年間最大360万円まで投資可能になりました。
また、非課税保有期間の無期限化など、以前よりも長期の資産形成に活用しやすい制度へ変更されています。
新NISAの仕組みや始め方については、以下の記事👇で詳しくまとめています。
👉新NISAとは?つみたて投資枠・成長投資枠の違いと始め方をわかりやすく解説
積立NISAシミュレーションでわかることとは?
積立NISAのシミュレーションを活用すると、「毎月いくら積み立てれば、将来どれくらいの資産になるのか」を具体的にイメージできます。
資産形成は長期間にわたって行うことが多いため、なんとなく始めてしまうと、「本当にこの金額で足りるのか」「いつまで積み立てればいいのか」が分かりにくくなりがちです。
そこで役立つのが、積立NISAのシミュレーションです。
たとえば、
- 毎月1万円を20年間積み立てた場合
- 毎月3万円を年利5%で運用した場合
- 老後資金として2,000万円を目指したい場合
など、条件を入力することで、将来の資産額を試算できます。
また、積立額や運用期間を少し変えるだけでも、将来の資産額に大きな差が出ることがあります。
そのため、「いつから始めるか」「毎月いくら積み立てるか」を考えるきっかけにもなります。
さらに、シミュレーションを行うことで、自分に合った積立金額を把握しやすくなる点もメリットです。
参照:
金融庁『つみたてシュミレーター』
積立投資で重要な「長期・積立・分散」の考え方
積立NISAで資産形成を行ううえでは、「長期・積立・分散」という3つの考え方が重要になります。
これは、投資のリスクを抑えながら、安定的に資産形成を続けていくための基本的な考え方です。
まず、「長期」とは、短期間で利益を狙うのではなく、10年・20年と時間をかけて運用を続けることを指します。
投資は一時的に価格が下がることもありますが、長い期間で見ることで値動きが安定しやすくなる傾向があります。
次に、「積立」は、毎月一定額をコツコツ投資していく方法です。
価格が高いときには少なく、価格が安いときには多く購入する形になりやすいため、購入価格を平準化しやすい特徴があります。
そして、「分散」は、ひとつの商品に集中せず、複数の資産や地域に分けて投資する考え方です。
たとえば、国内だけではなく海外にも投資したり、株式だけでなく債券にも分散したりすることで、値動きのリスクを抑えやすくなります。
高配当株を活用した長期的な資産形成について詳しく知りたい方は、以下の記事👇も参考にしてみてください。
月1万円を積み立てた場合|20年後はいくらになる?

毎月1万円を積み立てた場合でも、20年間続けることで数百万円規模の資産形成につながる可能性があります。
積立投資では、「どれだけ早く始めて、長く続けるか」が重要なポイントです。

この章では、毎月1万円を積み立てた場合、20年後にどれくらいの資産形成につながるのかをシミュレーションしながら解説していきます。
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利回り3%で運用した場合のシミュレーション
積立NISAで毎月1万円を20年間積み立て、年利3%で運用した場合、将来の資産額は約328万円になると試算できます。
まず、毎月1万円を20年間積み立てた場合の元本は、以下のとおり240万円です。
10,000円×12か月×20年=2,400,000円
この240万円を年利3%で運用できた場合、運用益が加わることで、最終的な資産額は約328万円まで増える可能性があります。
2,400,000円×1.0320年=3,280,000円
年利3%とは、「1年間で資産が3%ずつ増えていく」という考え方です。
さらに、運用で得た利益も翌年の運用に回るため、利益が利益を生む「複利効果」が働きます。
たとえば、1年目に増えた利益をそのまま運用し続けることで、2年目以降は元本だけでなく、増えた利益にも3%の運用益がついていきます。
そのため、運用期間が長くなるほど、資産は増えやすくなる仕組みです。
利回り5%で運用した場合のシミュレーション
積立NISAで毎月1万円を20年間積み立て、年利5%で運用した場合、将来の資産額は約411万円になると試算できます。
まず、毎月1万円を20年間積み立てた場合の元本は、以下のとおり240万円です。
10,000円×12か月×20年=2,400,000円
この240万円を年利5%で運用できた場合、運用益が加わることで、最終的な資産額は約411万円まで増える可能性があります。
2,400,000円×1.0520年=4,110,000円
年利5%で運用できた場合、元本240万円に対して、約171万円の運用益が期待できる計算です。
年利3%と比較すると、利回りが2%違うだけでも、20年後の資産額には大きな差が生まれることがわかります。
月1万円積立はどんな人に向いている?
月1万円の積立NISAは、「投資に興味はあるけれど、いきなり大きな金額を運用するのは不安」という人に向いています。
積立投資は、一気に大きく増やすというよりも、毎月コツコツ積み立てながら、時間をかけて少しずつ資産を育てていく方法です。
だからこそ、最初から無理をするよりも、「これなら続けられそう」と思える金額で始めることが大切になります。
月1万円であれば、生活費とのバランスも取りやすく、投資初心者でも比較的始めやすい金額です。
「まずはやってみたい」「投資に慣れてみたい」という人にとっては、ちょうどいいスタートラインともいえるでしょう。
たとえば、こんな人は月1万円積立と相性が良いと思います。
- 投資をこれから始めてみたい人
- 無理のない範囲で資産形成したい人
- 老後資金や教育費を少しずつ準備したい人
- 預金だけでは将来が少し不安な人
- まずは少額で投資を経験してみたい人
反対に、生活費をかなり切り詰めないと積立できない場合や、短期間で大きく増やしたいと考えている場合は、積立そのものがストレスになってしまうこともあります。
積立NISAは積立額を途中で変更できるため、まずは月1万円から始めて、余裕が出てきたタイミングで少しずつ増額していく方法でも問題ありません。
大切なのは、無理をして続かなくなることよりも、「続けられる金額で、長く積み立てていくこと」といえるでしょう。

「毎月1万円でも続けられるか不安…」「まずは家計を整えたい」という方は、貯金ゼロから資産形成を始める考え方をまとめた以下の記事👇も参考にしてみてください。
月3万円を積み立てた場合|20年後はいくらになる?

積立NISAで毎月3万円を20年間積み立てた場合、年利3%で約985万円、年利5%で約1,233万円になると試算できます。
年利1%で運用した場合は約790万円前後となるため、利回りが数%違うだけでも、20年後の資産額には大きな差が生まれることがわかります。

この章では、月3万円を20年間積み立てた場合のシミュレーションについて、利回り別にわかりやすく解説していきます。
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利回り3%で運用した場合のシミュレーション
積立NISAで毎月3万円を20年間積み立て、年利3%で運用した場合、将来の資産額は約985万円になると試算できます。
まず、毎月3万円を20年間積み立てた場合の元本は、以下のとおり720万円です。
30,000円×12か月×20年=7,200,000円
この720万円を年利3%で運用できた場合、運用益が加わることで、最終的な資産額は約985万円まで増える可能性があります。
7,200,000円×1.0320年=9,850,000円
元本720万円に対して、約265万円の運用益が上乗せされるイメージです。
注目したいのは、「毎月3万円」という積立額が、長期運用では資産形成の土台になりやすい点です。
たとえば、月1万円積立の場合、年利3%・20年運用でも資産額は約328万円前後ですが、月3万円になると約985万円まで増える可能性があります。
単純に積立額が3倍になるだけでなく、運用益そのものも大きくなりやすいのが長期積立の特徴です。
利回り5%で運用した場合のシミュレーション
積立NISAで毎月3万円を20年間積み立て、年利5%で運用した場合、将来の資産額は約1,233万円になると試算できます。
30,000円×12か月×20年=7,200,000円
この720万円を年利5%で運用できた場合、運用益が加わることで、最終的な資産額は約1,233万円まで増える可能性があります。
7,200,000円×1.0520年=12,330,000円
元本720万円に対して、約513万円の運用益が上乗せされるイメージです。
年利3%のシミュレーションと比較すると、利回りが2%違うだけでも、20年後の資産額には約250万円近い差が生まれます。
特に積立投資では、運用で得た利益にもさらに利益がつく「複利効果」が働くため、運用期間が長くなるほど資産が増えるスピードも変わっていきます。
ただし、年利5%はあくまでシミュレーション上の想定利回りです。
実際の運用では、相場状況によって資産額は変動するため、毎年5%ずつ安定して増えるわけではありません。
月3万円積立で老後資金はどこまで準備できる?
積立NISAで毎月3万円を20年間積み立てた場合、年利3〜5%で運用できれば、将来的に約1,000万〜1,200万円前後の資産形成を目指せる可能性があります。
老後資金は「2,000万円問題」などで不安を感じる人も多いですが、実際には、すべてを一度に準備する必要があるわけではありません。
公的年金に加えて、「不足する分をどう補うか」という視点で考えることが大切です。
その点、月3万円の積立は、老後資金づくりの土台として現実的な金額のひとつといえます。
たとえば、20年間積み立てを続けられた場合、元本だけでも720万円になります。
30,000円×12か月×20年=7,200,000円
さらに、積立NISAでは運用益にも税金がかからないため、長期運用による複利効果を活かしやすいのが特徴です。
特に老後資金づくりでは、「いつ始めるか」が資産額に大きく影響します。
同じ月3万円でも、30代から始めるのか、40代から始めるのかによって、運用できる年数が変わるためです。
ただし、老後資金は「なんとなく不安だから貯める」のではなく、将来必要になるお金をある程度具体化したうえで準備していくことが大切です。
たとえば、
- 住宅ローンの支払いが家計にどれくらい影響するのか
- 子どもの教育費はいつまでに必要になるのか
- 老後はどのような生活を送りたいのか
こうしたライフプランによって、必要な老後資金は変わってきます。
そのため、積立NISAも「とりあえず始める」のではなく、自分や家族の将来設計に合わせて活用していくことが重要です。
「将来どれくらいのお金が必要になるのか整理したい」という方は、ライフプラン表の作り方をまとめた以下の記事も参考にしてみてください。
月5万円を積み立てた場合|20年後はいくらになる?

積立NISAで毎月5万円を20年間積み立てた場合、年利3%で約1,642万円、年利5%で約2,055万円になると試算できます。
積立投資では、この元本に加えて運用益が積み上がっていきます。特に20年のような長期運用では、利益がさらに利益を生む「複利効果」が働くため、積立額が大きくなるほど、将来の資産額にも差が出やすくなります。

この章では、月5万円を20年間積み立てた場合の資産額について、利回り別のシミュレーションや、老後資金との関係も含めてわかりやすく解説していきます。
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利回り3%で運用した場合のシミュレーション
積立NISAで毎月5万円を20年間積み立て、年利3%で運用した場合、将来の資産額は約1,642万円になると試算できます。
まず、毎月5万円を20年間積み立てた場合の元本は、以下のとおり1,200万円です。
50,000円×12か月×20年=12,000,000円
この1,200万円を年利3%で運用できた場合、運用益が加わることで、最終的な資産額は約1,642万円まで増える可能性があります。
12,000,000円×1.0320年=16,420,000円
元本1,200万円に対して、約442万円の運用益が上乗せされるイメージです。
月5万円積立になると、毎月の積立負担は大きくなる一方で、長期運用による複利効果も実感しやすくなります。
そのため、資産額が1,000万円を超えてくると、「老後資金を準備するための積立」という意識も強くなりやすいでしょう。
実際、月5万円を長期間積み立てられれば、老後資金づくりの大きな土台になる可能性があります。
利回り5%で運用した場合のシミュレーション
積立NISAで毎月5万円を20年間積み立て、年利5%で運用した場合、将来の資産額は約2,055万円になると試算できます。
50,000円×12か月×20年=12,000,000円
この1,200万円を年利5%で運用できた場合、運用益が加わることで、最終的な資産額は約2,055万円まで増える可能性があります。
12,000,000円×1.0520年=20,550,000円
注目したいのは、20年間の積立によって「老後資金2,000万円」の水準が現実的に見えてくる点です。
老後資金は、「退職直前になってから一気に準備するもの」ではありません。
特に現在は、物価上昇や年金不安などから、「公的年金だけでは生活費が不安」と感じる人も増えています。
実際、月5万円積立を20年間継続できれば、老後資金の土台として大きな意味を持つ可能性があります。

なぜ老後資金2,000万円が必要といわれているのかについては、以下の記事👇で詳しくまとめています。
月5万円積立を続けるための家計管理のポイントとは?
月5万円の積立NISAを20年間続けるためには、「どの商品を選ぶか」だけでなく、家計とのバランスを考えながら無理なく継続できる環境を作ることが大切です。
積立投資は、短期間で成果を出すというよりも、長い時間をかけて資産を育てていく投資方法です。
そのため、一時的に高額を積み立てるよりも、「長く続けられるかどうか」が資産形成では重要になります。
特に月5万円積立は、年間で60万円、20年間では元本だけでも1,200万円になるため、家計への影響も小さくありません。
そのため、まずは「毎月いくらなら無理なく積み立てられるか」を整理することが大切です。
たとえば、
- 固定費を見直して積立資金を作る
- ボーナス払いに頼りすぎない
- 生活防衛資金を確保したうえで積立を始める
- 教育費や住宅ローンとのバランスを考える
など、家計全体を見ながら積立額を設定していく必要があります。
また、積立NISAは積立額を途中で変更できるため、最初から無理に月5万円を設定する必要はありません。
たとえば、
- 最初は月1〜3万円から始める
- 昇給後に少しずつ増額する
- 教育費が落ち着いたタイミングで見直す
といった方法でも、長期では十分資産形成につながる可能性があります。
特に住宅ローンがある家庭では、「繰上返済を優先するべきか」「資産形成を優先するべきか」で悩むケースも少なくありません。
家計全体のバランスを考えながら資産形成を進めたい方は、以下の住宅ローンの一括返済の記事も参考にしてみてください。
積立NISAのシミュレーションで知っておきたい注意点とは?

積立NISAのシミュレーションは、将来どれくらい資産が増える可能性があるのかをイメージしやすい一方で、「シミュレーションどおりに増えるとは限らない」という点には注意が必要です。
特に、年利3%や5%といった数値は、あくまで一定の利回りで運用できた場合の想定です。
実際の運用では、相場状況によって資産額は日々変動するため、毎年安定して増え続けるわけではありません。

最後にこの章では、積立NISAのシミュレーションを見るうえで知っておきたい注意点や、長期投資を続けるために大切な考え方について解説していきます。
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積立NISAのシミュレーションは想定通りに増えない場合がある
積立NISAのシミュレーションは、将来どれくらい資産が増える可能性があるのかをイメージするうえで役立ちます。
しかし、実際の運用では、シミュレーション通りに資産が増えるとは限りません。
なぜなら、シミュレーションでは一定の利回りで資産が増え続ける前提が使われる一方で、実際の市場では価格変動が繰り返されるからです。
特に、積立NISAでは「最終的な利回り」だけでなく、“運用途中の値動き”が積立継続に大きく影響します。
たとえば、長期的には年平均5%程度で推移するケースでも、その途中で大幅な下落が起こることがあります。
その際、一時的に資産評価額が元本を下回ると、「NISAは損するのでは?」と不安から積立をやめてしまうケースも少なくありません。
つまり、シミュレーションと実際の運用成果の差は、単に利回りの違いだけでなく、「相場変動の中でも積立を継続できるか」によっても生まれます。
NISAのデメリットや、損すると言われる理由については、以下の記事👇でも詳しく解説しています。
👉NISAはデメリットしかない?損すると言われる理由と活用ポイントをFPが解説
積立NISAの元本割れリスクってあるの?
積立NISAでは、運用する商品によっては元本割れが発生する可能性があります。
なぜなら、積立NISAで購入する投資信託は、株式や債券などの値動きがある資産に投資しているため、市場環境によって価格が変動するからです。
特に、積立開始から間もない時期や、相場全体が大きく下落した局面では、一時的に資産評価額が投資元本を下回るケースもあります。
たとえば、世界的な景気悪化や金融危機などが起こると、株価が大幅に下落し、積立NISAで保有している投資信託の価格も下がる可能性があります。
そのため、「積立NISA=絶対に損をしない制度」と考えてしまうのは注意が必要です。
ただし、積立NISAは短期間で利益を狙う制度ではなく、長期・積立・分散によって資産形成を目指す制度です。
実際には、価格が下落している局面でも積立を継続することで、購入単価を平準化しながら将来的な回復を期待できるケースもあります。
そのため、積立NISAでは「元本割れする可能性があること」を理解したうえで、短期的な値動きに一喜一憂しすぎず、長期目線で運用を続けることが重要です。
なお、積立NISAで投資対象となる投資信託には、株式だけでなく債券を組み込んでいる商品もあります。
一般的に「債券は安全資産」といわれることがありますが、債券も価格変動によって元本割れが起こる可能性があります。
債券で元本割れが発生する仕組みや、償還期限との関係については、以下の記事👇でも詳しく解説しています。
👉債券のリスクはどこにある?元本割れが起きる理由と償還期限の仕組みをやさしく解説
積立NISAを始める前にFPへ相談するメリット
積立NISAを始める前に、FP(ファイナンシャルプランナー)へ相談しておくことで、自分にとって無理のない資産形成を考えやすくなります。
積立NISAは、長期的な資産形成を目的とした制度です。
しかし、積立額や運用方法が現在の家計状況に合っていないと、相場が下落した際に不安が大きくなり、途中で積立をやめてしまうケースもあります。
特に、「毎月いくら積み立てればいいの?」「どの商品を選べばよいの?」「自分はどこまでリスクを取れるの?」と悩む方は少なくありません。
そうしたときにFPへ相談することで、家計や将来のライフプランを踏まえながら、自分に合った積立額や資産配分を整理しやすくなります。
また、教育費や住宅購入、老後資金など、将来必要になるお金を見据えながら資産形成を考えられる点もメリットのひとつです。
そのため、シミュレーション結果だけを参考にするのではなく、「自分が将来にわたって続けられる方法なのか」という視点で考えることが大切です。
なお、FP相談には無料相談と有料相談があり、相談できる内容や特徴が異なる場合があります。
FPへの相談先や、無料相談・有料相談の違いについて知りたい方は、以下の記事👇も参考にしてみてください。

積立NISAは“長く続けること”が大切だからこそ、自分に合った積立額や将来のライフプランについて、FPへ相談しながら考えてみることも大切です。
👉FP相談はどこが安心?無料と有料の違いとおすすめ相談先ランキング
まとめ|積立NISAのシミュレーションは無理のない積立額で考えることが大切
積立NISAシミュレーションを活用することで、毎月の積立額や想定利回りによって、将来の資産額がどのように変化するのかをイメージしやすくなります。
ただし、実際の運用では相場変動によって資産額が上下するため、シミュレーション通りに増えるとは限りません。
積立NISAでは、短期的な値動きに左右されすぎず、自分に合った積立額で長期的に継続することが重要です。






